日経新春杯の過去データと傾向

京都（芝・右外）２２００ｍでおこなわれる、４歳以上の重賞レース（G2・ハンデ）。
有馬記念が終了して間がないためＧⅠ馬の参戦はほぼないが、消化不良だった馬たちが参戦してくる。
０１年のステイゴールドは日経新春杯を足掛かりにドバイ・シーマクラシック（当時ＧⅡ）、年末の香港ヴァーズを勝利した。

今年は、中京芝・２２００ｍで開催される。

４歳が６勝２着４回と他世代を圧倒。連対率も３２％と高い。
５歳で１～３番人気に支持された馬は【１－０－０－８】と人気を裏切る傾向にある。
７歳以上は消し材料。

牝馬は全体で【０－２－０－９】。同じ週に愛知杯があり出走自体が少ない。

２３年から基準が変わった。
斤量に関してはとくに傾向がないといえる。

前走レース	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
菊花賞G1	2- 1- 2-10/15	13.3%	20.0%	33.3%	37	58
東京優駿G1	2- 0- 0- 0/ 2	100.0%	100.0%	100.0%	885	335
グレイＨ1600	1- 1- 0- 1/ 3	33.3%	66.7%	66.7%	123	123
金鯱賞G2	1- 0- 1- 1/ 3	33.3%	33.3%	66.7%	156	120
ＪＣG1	1- 0- 0- 7/ 8	12.5%	12.5%	12.5%	47	23
京都大賞G2	1- 0- 0- 3/ 4	25.0%	25.0%	25.0%	102	45
グレイＨ･3勝	1- 0- 0- 3/ 4	25.0%	25.0%	25.0%	122	52
関ケ原Ｓ･3勝	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%	1960	500
中日新聞ＨG3	0- 1- 1-15/17	0.0%	5.9%	11.8%	0	44
オリオＨ1600	0- 1- 1- 3/ 5	0.0%	20.0%	40.0%	0	60
アルゼンＨG2	0- 1- 0-15/16	0.0%	6.3%	6.3%	0	46
有馬記念G1	0- 1- 0- 2/ 3	0.0%	33.3%	33.3%	0	36
比叡ＳＨ･3勝	0- 1- 0- 0/ 1	0.0%	100.0%	100.0%	0	280
新潟牝馬	0- 1- 0- 0/ 1	0.0%	100.0%	100.0%	0	1850
境港特別1000	0- 1- 0- 0/ 1	0.0%	100.0%	100.0%	0	150
愛知杯ＨG3	0- 1- 0- 0/ 1	0.0%	100.0%	100.0%	0	430

菊花賞・ダービーから直行した馬が、それぞれ２勝と活躍。
Ｇ１レースに混じって、前走で条件クラスを走っていた馬の好走が目立つ。

調教師分類	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
美浦	2- 0- 3- 25/ 30	6.7%	6.7%	16.7%	22	39
栗東	8- 10- 7- 91/116	6.9%	15.5%	21.6%	49	78

美浦所属で勝利したのは１９＠グローリーヴェイズ・２４＠ブローザホーンで、１番人気に支持されていた。
（両馬とも京都を得意としていて、次週のAJCCでなく、こちらを選択）
そうでなければ、美浦所属馬は苦戦の傾向。

なんだかんだいって、やはりノーザンファーム生産馬が強い。
毎年１頭は馬券になるイメージ。

中京開催なので、基本的には逃げ・先行有利になると思われる。

今年は、中京芝・２２００ｍなので、内有利と見てまちがいない。
最初のコーナーまで距離があるため、ダッシュ力のある先行馬は外枠でもそれほど問題ではない。

ノーザンファーム生産馬が５頭出走。このうちヴェローチェエラが前走３勝クラス・上位人気・４歳とデータをクリア。外枠に入ったのだけが気になる。

次点には、前走が菊花賞で、今回は逃げると思われるメイショウタバル。

穴は、中京開催であることを重視して内枠・先行のマイネルエンペラーとバトルボーンをあげる。

日経新春杯　過去１０年