阪神カップ 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
211225グレナディアガーズ牡3C.デム 56 12   10-103
201226ダノンファンタジー牝4藤岡佑介 55 6   03-044
191221グランアレグリア牝3ルメール 54 5   08-081
181222ダイアナヘイロー牝5菱田裕二 55 3   01-0111
171223イスラボニータ牡6ルメール 57 2   07-072
161224シュウジ牡3川田将雅 56 2   06-067
151226ロサギガンティア牡4M.デム 57 13   04-043
141227リアルインパクト牡6ビュイッ 57 8   06-058
131223リアルインパクト牡5ムーア 57 10   01-018
121224サンカルロ牡6吉田豊 57 13   14-133

有馬記念の前日に行われる芝・1400メートルのGⅡ戦。
06年に創設と歴史は浅い。香港スプリントに呼ばれなかった短距離馬が集結して、毎年ハイレベルのレースが繰り広げられる。キンシャサノキセキ・サンカルロ・リアルインパクトの3頭が連覇を果たすなどリピーターの活躍が目立つ。ゆくゆくはGⅠに昇格する可能性が高いレースでもある。

昨年は3歳馬のグレナディアガーズが差し切って、朝日杯FS以来の重賞2勝目をあげた。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 1- 0- 2- 7/ 1010.0%10.0%30.0%2139
2番人気 1- 2- 2- 5/ 1010.0%30.0%50.0%41103
3番人気 3- 2- 1- 4/ 1030.0%50.0%60.0%211150
4番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%9647
5番人気 0- 1- 2- 7/ 100.0%10.0%30.0%099
6番人気 0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%10.0%033
7番人気 1- 1- 1- 7/ 1010.0%20.0%30.0%160129
8番人気 2- 0- 0- 8/ 1020.0%20.0%20.0%298101
9番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
10~人気 1- 2- 2- 77/ 821.2%3.7%6.1%4644

目につくのは1番人気の不振。19@グランアレグリアが勝利しただけで2着も0回となっている。
2番人気も1勝2着2回で、3番人気が3勝2着2回と逆転。

7人気以下も4勝をあげており、GⅡ・定量戦とは思えない荒れっぷり。
三連単は毎年万馬券で、平均配当は14万円になっている。

上位人気(想定)・・・ダイアトニック、グレナディアガーズ、ロータスランド、ルプリュフォール

年齢別集計

年齢 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
3歳 3- 3- 3- 22/ 319.7%19.4%29.0%7486
4歳 2- 1- 2- 23/ 287.1%10.7%17.9%6353
5歳 2- 4- 4- 39/ 494.1%12.2%20.4%10986
6歳 3- 1- 0- 27/ 319.7%12.9%12.9%8549
7歳 0- 1- 1- 20/ 220.0%4.5%9.1%032
8歳 0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%0.0%00

勝ち星は3~6歳で分散。
昨年1・2着を3歳馬を占めたように近年は斤量面で有利な三歳馬の活躍が目立っている。
7歳以上の高齢馬は不振。

牝馬は【3-1-2-26】。18~20は牝馬が3連勝したように牡馬とそん色ない成績をあげている。

3歳・・・プルパレイ

7歳・・・ダイアトニック、トゥラヴェスーラ、ライトオンキュー、エントシャイデン、ダイメイフジ

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
マイルチG1 4- 5- 5-28/429.5%21.4%33.3%77107
オーロカH 1- 1- 1- 8/119.1%18.2%27.3%74128
スプリンG1 1- 1- 0-13/156.7%13.3%13.3%10653
京阪杯G3 1- 0- 1-19/214.8%4.8%9.5%18243
キャピタ 1- 0- 0- 6/ 714.3%14.3%14.3%20570
アイルラG2 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%960240
NHKマG1 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%210140
秋華賞G1 0- 1- 1- 0/ 20.0%50.0%100.0%0500
CBC賞HG3 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%0106
JBCスプG1 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0360
スワンSG2 0- 0- 1-12/130.0%0.0%7.7%013
チャレンHG3 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0330
ラピスラ 0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%0.0%00

マイルチャンピオンシップ(G1)に出走していた馬が4勝2着5回と主力を形成。
スプリンターズSからは16@シュウジが勝利した。
以下、1200~1400mの重賞・OPレースが並んでいる。

マイルCS・・・ロータスランド

前入線順位別集計

前入線順位 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 1- 0- 1- 20/ 224.5%4.5%9.1%3720
前走2着 0- 2- 2- 9/ 130.0%15.4%30.8%055
前走3着 1- 0- 2- 4/ 714.3%14.3%42.9%547257
前走4着 2- 0- 0- 13/ 1513.3%13.3%13.3%12037
前走5着 1- 2- 1- 7/ 119.1%27.3%36.4%3790
前走6~9着 3- 2- 1- 32/ 387.9%13.2%15.8%8354
前走10着~ 2- 4- 2- 57/ 653.1%9.2%12.3%3152

前走1着の馬が1勝のみと大不振。この中にはマイルCSで1着だったミッキーアイルや富士S・1着のソングラインも含まれている。
昨年もグレナディアガーズがマイルCS・13着から巻き返しているように前走の着順はあまり気にする必要はない。

前走1着・・・ダイアトニック、ルチェカリーナ

馬体重別集計

馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
440~459kg 0- 3- 1- 15/ 190.0%15.8%21.1%071
460~479kg 4- 2- 0- 35/ 419.8%14.6%14.6%13465
480~499kg 1- 3- 5- 38/ 472.1%8.5%19.1%854
500~519kg 4- 1- 2- 33/ 4010.0%12.5%17.5%13479
520~539kg 1- 0- 2- 16/ 195.3%5.3%15.8%4336
540~ 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%073

短距離戦らしく500キロ以上の大型馬の活躍が目立つ。
459キロ以下で勝利した馬はいないので小柄な馬は単純にマイナスになる。

生産者別集計

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 5- 1- 2-20/2817.9%21.4%28.6%16674
白老ファーム 2- 1- 0- 9/1216.7%25.0%25.0%10050
社台ファーム 1- 0- 4-18/234.3%4.3%21.7%3590
浜本牧場 1- 0- 0- 3/ 425.0%25.0%25.0%400105
大西ファーム 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%3830780
藤原牧場 0- 2- 0- 2/ 40.0%50.0%50.0%0175
高村伸一 0- 2- 0- 0/ 20.0%100.0%100.0%0680
天羽禮治 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0165
ヤナガワ牧場 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0180
Kia Ora Stud 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0110
Bell Tower 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0270
ノースヒルズ 0- 0- 1- 5/ 60.0%0.0%16.7%081
三嶋牧場 0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%0223

ノーザンファーム生産馬が5勝と活躍。昨年も1・2・3着を独占するなど、必ず馬券に組み入れておきたい。

ノーザンファーム・・・グレナディアガーズ、ミッキーブリランテ

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 2- 0- 0- 8/ 1020.0%20.0%20.0%537130
平地・先行 2- 7- 2- 26/ 375.4%24.3%29.7%48112
平地・中団 5- 3- 5- 59/ 726.9%11.1%18.1%5752
平地・後方 1- 0- 3- 49/ 531.9%1.9%7.5%1426

前走上がり3F集計

前走脚質 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
3F 1位 0- 0- 1- 17/ 180.0%0.0%5.6%07
3F 2位 1- 0- 1- 9/ 119.1%9.1%18.2%7435
3F 3位 0- 0- 2- 9/ 110.0%0.0%18.2%030
3F ~5位 0- 2- 2- 21/ 250.0%8.0%16.0%066
3F 6位~ 9- 7- 3- 84/1038.7%15.5%18.4%10969

逃げて勝利した2頭はいずれも人気薄だった。
差し馬が5勝をあげてトップだが、面白いのは前走で上がり3F・1~3位の馬がほとんどいないこと。
前走で先行してバテてるか、末脚が不発だった馬が活躍している。

前走3F上位・・・ルプリュフォール、ルチェカリーナ、トリプルエース、プルパレイ、トゥラヴェスーラ、ダイメイフジ、ダイアトニック

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%014
2番 2- 1- 0- 7/1020.0%30.0%30.0%20185
3番 1- 1- 1- 7/1010.0%20.0%30.0%383134
4番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
5番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%21100
6番 1- 1- 1- 7/1010.0%20.0%30.0%96106
7番 0- 0- 2- 7/ 90.0%0.0%22.2%073
8番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%14449
9番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
10番 1- 2- 1- 6/1010.0%30.0%40.0%154167
11番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
12番 1- 1- 1- 7/1010.0%20.0%30.0%5067
13番 2- 0- 0- 8/1020.0%20.0%20.0%16158
14番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%059
15番 0- 1- 2- 7/100.0%10.0%30.0%094
16番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%033
17番 0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%0.0%00
18番 0- 1- 0- 5/ 60.0%16.7%16.7%060

阪神1400メートル(芝)は内回りコースで内枠有利が定説。
とくに最近は開催終盤になってもインコースの馬場がしっかりしているので、前目につけた馬がそのまま粘り込みやすい。
データからも2~13番に勝ち馬が集中している。

2~13番・・・ダイメイフジ、ラウダシオン、トゥラヴェスーラ、ミッキーブリランテ、メイショウチタン、バスラットレオン、プルパレイ、ライトンキュー、ロータスランド、ルチェカリーナ、エントシャイデン、オパールシャルム

まとめ

今年はマイルチャンピオンシップ組がロータスランドの1頭しかいない。
同レースで8着、さらに上がり不発とデータをクリア。
非ノーザンファーム生産馬だが、今年は同牧場の生産馬が2頭しかいないので問題ないだろう。
1・2番人気にならなそうなのもデータからは好都合。

昨年の1着馬のグレナディアガーズは大外枠に入ったのが・・・。
C・デムーロ騎手がここからどのような騎乗をするのか楽しみではあるが、それよりは同じノーザンファーム生産馬で内枠に入ったミッキーブリランテに食指が動く。
スワンSの勝ち馬のダイアトニックと枠順が逆になるので面白そう。

穴は唯一の3歳馬のプルパレイをあげる。
同馬は左回りに実績が集中しているためほとんど人気にならないと思うが、昨年の11月のデイリー杯2歳Sでは逃げてセリフォス(マイルCS・富士S勝ち馬)の0.3差の4着に入っており、阪神コースがまったくダメということはないはず。ちなみにその時の5着馬はスタニングローズ(秋華賞馬)。

ダイアトニックは、年齢・前走スワンS組が不振なのと外枠に入ったので軽視した。
1番人気になりそうなのもどうか。
同馬はスワンSで同じように年齢の項目などで軽視したら勝たれた苦い思い出があるが・・・。

推奨ロータスランド
減点ありミッキーブリランテ
プルパレイ

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