NHKマイルカップ 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
240505ジャンタルマンタル牡3川田将雅 57 16   03-032
230507シャンパンカラー牡3内田博幸 57 11   12-139
220508ダノンスコーピオン牡3川田将雅 57 18   07-064
210509シュネルマイスター牡3ルメール 57 15   09-092
200510ラウダシオン牡3M.デム 57 11   02-029
190505アドマイヤマーズ牡3M.デム 57 17   06-072
180506ケイアイノーテック牡3藤岡佑介 57 11   17-156
170507アエロリット牝3横山典弘 55 16   02-022
160508メジャーエンブレム牝3ルメール 55 4   01-011
150510クラリティスカイ牡3横山典弘 57 7   05-053

東京(芝・左)1600mでおこなわれる、3歳馬によるマイルのG1レース。
過去にはダービートライアルとしてNHK杯の名で2000mで開催されていたが、ダービーに出走資格のなかった外国産馬のためにニュージーランドトロフィーと入れ替わる形でマイルG1として整備された。

厳密には別レースだが、ニュージーランドトロフィー時代にダービーの出走資格がなかったオグリキャップが優勝している。

人気

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 1- 2- 1- 6/ 1010.0%30.0%40.0%2358
2番人気 4- 2- 1- 3/ 1040.0%60.0%70.0%167138
3番人気 1- 1- 1- 7/ 1010.0%20.0%30.0%6474
4番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%7152
5番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
6番人気 1- 0- 2- 7/ 1010.0%10.0%30.0%128113
7番人気 0- 1- 1- 8/ 100.0%10.0%20.0%0107
8番人気 0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%10.0%039
9番人気 2- 0- 1- 7/ 1020.0%20.0%30.0%518182
10~人気 0- 2- 3- 84/ 890.0%2.2%5.6%090

1番人気は1勝2着2回、近年は直行馬が増えて力関係がはっきりしないため信頼度は低い。
2番人気が4勝2着2回で1番人気を上回る活躍をしている。
勝ち馬の7頭が4人気以内の一方で、10人気以下の馬が5頭も馬券になるなど荒れ気味。
三連単の平均配当は28万円で、G1レースの中でも波乱指数の高いレースとなっている。
悩んだら人気薄を狙うぐらいの思い切りが必要。

牝馬は【2-6-1-30】。エアレーションの影響で馬場の高速化に拍車がかかったことで、牝馬の活躍が目立つようになった。

前走レース

前走レース 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
皐月賞G1 3- 1- 0- 9/1323.1%30.8%30.8%10458
桜花賞G1 2- 3- 0-13/1811.1%27.8%27.8%4554
ニュージG2 2- 2- 2-38/444.5%9.1%13.6%7956
アーリンG3 1- 0- 5-26/323.1%3.1%18.8%22219
ファルコG3 1- 0- 2-19/224.5%4.5%13.6%13461
弥生賞G2 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%12350
毎日杯G3 0- 2- 0- 6/ 80.0%25.0%25.0%0187
フラワーG3 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%086
アネモネ 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0950
スプリンG2 0- 0- 1- 8/ 90.0%0.0%11.1%025
共同通信G3 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00

皐月賞が3勝でトップ、桜花賞・ニュージーランドTが2勝で続く。
勝ち馬はすべて前走で重賞レースを走っていた。2着まで広げても前走が重賞でなかった馬は、17@リエノテソーロの1頭しかいない。
22年にはセリフォスが朝日杯から直行したが4着に敗れたように、年内1走はしていてほしい。

一昔前は府中の1600mは2000mの距離を走れるスタミナが必要ということで毎日杯組が活躍していたが、近年は高速化の影響でむしろ1400mのファルコンS組が馬券に絡むようになった。

前走着差

前走着差 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
勝0.3~0.5 0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%0.0%00
勝0.1~0.2 1- 1- 0- 18/ 205.0%10.0%10.0%3526
勝0.0 0- 0- 1- 11/ 120.0%0.0%8.3%022
負0.0 1- 1- 2- 8/ 128.3%16.7%33.3%106126
負0.1~0.2 4- 5- 3- 22/ 3411.8%26.5%35.3%123168
負0.3~0.5 3- 1- 2- 24/ 3010.0%13.3%20.0%9658
負0.6~0.9 1- 0- 1- 29/ 313.2%3.2%6.5%2020
負1.0~1.9 0- 1- 1- 20/ 220.0%4.5%9.1%0226

前走レースで0.6秒差以上敗退から巻き返した馬の多くは皐月賞や京成杯などの2000mの重賞で、21@ソングラインは桜花賞で大きな不利を受けていた。
アーリントンCで1秒差から3着になった22@カワキタレブリーは例外的な存在。
特段の理由がなければ前走0.6秒以上負けている馬は減点の対象となる。

生産者

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 3- 5- 5-52/654.6%12.3%20.0%1982
社台ファーム 2- 1- 1-10/1414.3%21.4%28.6%17977
白老ファーム 1- 0- 0- 8/ 911.1%11.1%11.1%32890
ケイアイファーム 1- 0- 0- 4/ 520.0%20.0%20.0%14252
隆栄牧場 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%1280370
パカパカファーム 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%640210
Northern Farm 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%370150
様似堀牧場 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0210
ムラカミファーム 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0260
Oak Bluff Stables LLC 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0950
Helen Alexander 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0260

ノーザンファームは3歳を目標に馬づくりをしていて活躍馬を多数輩出。別集計されているが21@シュネルマイスター、15@アルビアーノもノーザンファーム系なので、馬券になった馬の半数が同牧場の馬ということになる。

1・2着馬のデビュー戦成績

1着2着
2410月・京都1800・1着6月・東京1400・1着
2310月・東京1600・1着6月・東京1400・1着
226月・阪神1600・1着12月・阪神1600・2着
219月・札幌1500・1着6月・東京1400・2着
206月・阪神1200・1着10月・京都1400・1着
196月・中京1600・1着6月・中京1600・2着
186月・阪神1600・1着12月・阪神1800・1着
176月・東京1400・1着8月・札幌1200・1着
166月・東京1800・1着6月・東京1600・1着
157月・中京1400・4着1月・中山1600・1着

近年は素質馬のデビューが早まる傾向にあり、2歳戦が開幕する6月はとくにレベルが高くなっている。
19年の1着・アドマイヤマーズと2着のケイデンスコールは同じデビュー戦で1・2着だった。6月デビューの馬にはとくに注目したい
あとデビュー戦で3着以下だった馬は15@クラリティスカイのみなので減点の対象となる。

馬体重

馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
420~439kg 0- 0- 3- 7/ 100.0%0.0%30.0%0571
440~459kg 1- 2- 0- 28/ 313.2%9.7%9.7%4149
460~479kg 4- 3- 6- 41/ 547.4%13.0%24.1%4395
480~499kg 4- 3- 1- 46/ 547.4%13.0%14.8%7143
500~519kg 1- 2- 0- 18/ 214.8%14.3%14.3%10546
520~539kg 0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%0.0%00

良馬場であれば高速馬場になり古馬のOPレベルに匹敵するスピード能力が求められる。
そのため勝ち馬の9頭が460キロ以上になっている。
439キロ以下の小柄な馬は割引。

脚質

脚質 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
逃げ 1- 1- 1- 7/ 1010.0%20.0%30.0%2364
先行 3- 3- 1- 34/ 417.3%14.6%17.1%9346
中団 4- 2- 6- 63/ 755.3%8.0%16.0%2868
後方 2- 4- 2- 44/ 523.8%11.5%15.4%67154

脚質に偏りは見られないが、前残りの馬場でなければ決め手の鋭い差し馬が優位。
逃げて勝利した16@メジャーエンブレムは1番人気に支持されていた。上位人気に支持されるような実力馬でなければ逃げ切りは厳しい。

馬番

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%026
2番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
3番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%057
4番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%2314
5番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%021
6番 0- 0- 3- 7/100.0%0.0%30.0%0117
7番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%6421
8番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%014
9番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%049
10番 0- 1- 3- 6/100.0%10.0%40.0%0612
11番 3- 0- 0- 7/1030.0%30.0%30.0%646167
12番 0- 0- 1- 8/ 90.0%0.0%11.1%025
13番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
14番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%0107
15番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%3715
16番 2- 0- 0- 8/1020.0%20.0%20.0%8735
17番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%4373
18番 1- 1- 1- 7/1010.0%20.0%30.0%71219

安田記念やヴィクトリアマイルなどと同じコース。
ワンターンで最初のコーナーまで距離があるため枠順の有利不利はないのが定説だが、キャリアの浅い3歳戦ということもあり伸び伸びと走れる真ん中~外枠のほうが力を発揮しやすい。
8年連続で二桁馬番の馬が勝利中。3歳戦でゲート入りを嫌がる馬がたまにいるので注意。

まとめ

朝日杯の勝ち馬のアドマイヤズームだが、デビュー戦4着が引っかかる。1番人気が活躍できていないデータからも、無理に買う必要はなさそう。

ここは皐月賞or桜花賞組から軸を選びたい。
前走皐月賞・桜花賞だった馬で継続騎乗は【5-2-0-14】に対して、乗り替わりは【0-2-0-8】となっている。
乗り替わりのマジックサンズは脱落。
桜花賞4着のマピュースは、非ノーザンファームという点のみ減点だが、デビュー戦1着でもあり、馬体重・8連勝中の二桁馬番とデータをクリアしていて推奨馬にふさわしい。

次点にはノーザンファーム生産馬の中から、6月東京デビューのサトノカルナバルを抜擢。
穴は、ファルコンSで2着だったモンドデラモーレをあげる。同馬も6月の東京デビューで1着とデータをクリアしている。

推奨マピュース
減点ありサトノカルナバル
モンドデラモーレ

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