札幌記念 過去10年

歴代優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
210822ソダシ牝3吉田隼人 52 13 02-01-012
200823ノームコア牝5横山典弘 55 1 06-07-052
190818ブラストワンピース牡4川田将雅 57 1 09-08-063
180819サングレーザー牡4福永祐一 57 2 07-07-092
170820サクラアンプルール牡6蛯名正義 57 1 07-06-066
160821ネオリアリズム牡5ルメール 57 13 01-01-015
150823ディサイファ牡6四位洋文 57 11 03-02-025
140824ハープスター牝3川田将雅 52 8 13-09-042
130818トウケイヘイロー牡4武豊 57 14 01-01-012
120819フミノイマージン牝6太宰啓介 55 5 11-12-074

北海道シリーズ最高峰のレース。高額賞金かつ定量戦で、毎年のようにG1馬が多数参戦するためハイレベルのレースになっている。近年は天皇賞・秋を狙う馬のステップレースになっており、過去にはエアグルーヴやトーセンジョーダンらが札幌記念を経由して天皇賞・秋を勝利している。

97・98年とエアグルーヴが連覇を達成した。

13年は函館競馬場で開催された。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 0- 5- 3- 2/ 100.0%50.0%80.0%0100
2番人気 5- 0- 1- 4/ 1050.0%50.0%60.0%19896
3番人気 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%4717
4番人気 1- 1- 3- 5/ 1010.0%20.0%50.0%124123
5番人気 2- 0- 0- 8/ 1020.0%20.0%20.0%28361
6番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%19971
7番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%069
8番人気 0- 2- 1- 7/ 100.0%20.0%30.0%0175
9番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
10~人気 0- 1- 1- 51/ 530.0%1.9%3.8%036

現在1番人気の馬は10連敗中で、11年のトーセンジョーダン以来勝てていない。負けた馬の中にはモーリスやラヴズオンリーユー・ラッキーライラックなど、GⅠを複数勝っている馬もいて頭では手を出しづらい。馬券圏内を外したのは15年のトーホウジャッカルと13年の函館競馬場で行われたロゴタイプのみ。2・3着には入れておきたい。

2番人気は5勝2着0回と極端な成績。勝ち馬は2~6人気以内になっており、ハイレベルの定量戦のわりには意外と中穴人気の馬が勝っている。

三連単の平均配当は6万円前後で大穴は出づらい傾向にある。

上位人気(想定)・・・ソダシ、パンサラッサ、ジャックドール、グローリーヴェイズ、ユーバーレーベン

年齢別集計

年齢 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
3歳 2- 0- 1- 8/ 1118.2%18.2%27.3%6850
4歳 3- 0- 3- 26/ 329.4%9.4%18.8%4155
5歳 2- 6- 4- 30/ 424.8%19.0%28.6%4947
6歳 3- 2- 1- 24/ 3010.0%16.7%20.0%14485
7歳 0- 1- 1- 16/ 180.0%5.6%11.1%061
8歳 0- 1- 0- 4/ 50.0%20.0%20.0%0216

3歳で勝利した2頭は21@ソダシと14@ハープスターで、ともに桜花賞馬だった。そうでなければ3歳馬は苦戦と見たい。馬券の中心は4~6歳で、中でも連対率が19%の5歳馬がややリードしている。

牝馬は全体で【4-1-3-19】。上位人気に支持されている馬なら普通に通用している。

5歳・・・パンサラッサ、フィオリキアリ、ウインマリリン、アラタ、アンティシペイト

牝馬・・・ソダシ、ウインマリリン、フィオリキアリ、ユーバーレーベン

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
函館記念HG3 3- 2- 2-33/407.5%12.5%17.5%10196
安田記念G1 2- 2- 1- 4/ 922.2%44.4%55.6%98146
優駿牝馬G1 2- 0- 0- 1/ 366.7%66.7%66.7%25096
目黒記念HG2 1- 1- 0- 7/ 911.1%22.2%22.2%52108
クイーンG3 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%12422
エプソムG3 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%37096
宝塚記念G1 0- 2- 1- 6/ 90.0%22.2%33.3%055
QE2G1 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%055
JCG1 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%095
DDFG1 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%055
天皇賞春G1 0- 0- 2- 2/ 40.0%0.0%50.0%067
大阪杯G1 0- 0- 1- 3/ 40.0%0.0%25.0%035
DSCG1 0- 0- 1- 1/ 20.0%0.0%50.0%0115
鳴尾記念G3 0- 0- 1- 3/ 40.0%0.0%25.0%075
東京優駿G1 0- 0- 1- 4/ 50.0%0.0%20.0%054
札幌日経(L) 0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%0.0%00

函館記念組が連対馬5頭で最多だが、連対率でいうと安田記念と宝塚記念の成績が良い。前走G1組だと【4-5-6-24】。

G1・・・パンサラッサ、ソダシ、マカヒキ、ジャックドール、グローリーヴェイズ、ウインマリリン、ユーバーレーベン

生産者別集計

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 5- 2- 3-24/3414.7%20.6%29.4%9750
追分ファーム 1- 2- 1- 2/ 616.7%50.0%66.7%86160
中村和夫 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%11360
谷岡スタット 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%663143
ダーレー・ジャパン 1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%50.0%555145
シンコーファーム 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%1240220
社台ファーム 0- 1- 1-25/270.0%3.7%7.4%016
白老ファーム 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%0360
ノースヒルズ 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%0270
出口牧場 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0110
戸川牧場 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0110

ノーザンファーム生産馬が現在3連勝中と活躍。昨年もソダシとラヴズオンリーユーのワンツーフィニッシュだった。

問題なのは社台ファームの馬で、27頭が出走して馬券にからめたのは2頭のみになっている。

ノーザンファーム・・・ソダシ、ハヤヤッコ、ケイデンスコール、サトノクロニクル、アイスバブル、マカヒキ

社台ファーム・・・アラタ、レッドガラン

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 3- 0- 0- 9/ 1225.0%25.0%25.0%20354
平地・先行 1- 3- 5- 28/ 372.7%10.8%24.3%3075
平地・中団 5- 4- 3- 35/ 4710.6%19.1%25.5%9782
平地・後方 0- 2- 2- 39/ 430.0%4.7%9.3%034
平地・マクリ 1- 1- 0- 1/ 333.3%66.7%66.7%12383

逃げ馬が3勝と活躍。昨年のソダシも途中で先頭に立って逃げ切りだった。逃げ馬は勝つか大敗なので、買うなら単勝が良い。

それ以外だと差しタイプの馬が5勝2着4回と活躍している。

逃げ・・・パンサラッサ

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 3- 0- 0- 7/1030.0%30.0%30.0%28374
2番 1- 2- 1- 6/1010.0%30.0%40.0%52183
3番 0- 0- 2- 8/100.0%0.0%20.0%029
4番 0- 2- 1- 7/100.0%20.0%30.0%055
5番 1- 3- 0- 6/1010.0%40.0%40.0%124133
6番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%011
7番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%030
8番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%37102
9番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%012
10番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%087
11番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%11129
12番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
13番 2- 1- 0- 6/ 922.2%33.3%33.3%233123
14番 1- 0- 0- 6/ 714.3%14.3%14.3%4825
15番 0- 1- 1- 2/ 40.0%25.0%50.0%085
16番 0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%0.0%00

札幌・2000(芝)は小回りコースで内枠有利のように思えるが、多頭数の場合はスタート後に外の馬が殺到してきて内枠は不利を受けやすい。ダッシュ力のある先行タイプなら問題はないが、もしスタートで失敗すると目も当てられない状況になる。そのためスムーズに走れる外枠の成績が思ったほど悪くない。

まとめ

昨年の勝ち馬であるソダシだが、当日に1番人気に支持されそうなのがマイナス。前走安田記念ではなくヴィクトリアマイル(【0-0-0-2】)というのもやや心配。ノーザンファーム生産馬という加点ポイントがあるのと、1番人気馬の複勝率は80%という点から2番手が妥当だろう。

問題はどの馬を推奨馬にするかだが、上位人気馬が想定される馬の内ノーザンファーム生産馬は(ソダシ以外)おらず、どの馬も決め手に欠ける。しいて言うなら、同年の大阪杯(※)を走っていた馬(19@ブラストワンピース、17@サクラアンプルールなど)の好走が目立つ。該当馬はジャックドール・ウインマリリン・マカヒキの3頭。このうち最先着のジャックドールを上位に見たい。同馬はもしかすると当日に2番人気になりそうなのも追い風。

逃げると思われるパンサラッサだが、吉田豊騎手が今年に入って芝レースでわずか1勝(中山記念@パンサラッサ)しか勝てていないのが気になる。過去を振り返ってみても、札幌競馬場で1勝しか勝てていなかった。(【1-9-10-98】)

推奨ジャックドール
減点ありソダシ
ウインマリリン

※データからは大阪杯・安田記念・QE2の3つだが、今年は安田記念組がゼロで香港は遠征中止になっている。

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