朝日杯フューチュリティステークス 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
211219ドウデュース牡2武豊 55 9   08-073
201220グレナディアガーズ牡2川田将雅 55 2   03-027
191215サリオス牡2ムーア 55 6   03-031
181216アドマイヤマーズ牡2M.デム 55 6   03-032
171217ダノンプレミアム牡2川田将雅 55 1   03-041
161218サトノアレス牡2四位洋文 55 17   13-126
151220リオンディーズ牡2M.デム 55 15   15-152
141221ダノンプラチナ牡2蛯名正義 55 2   14-121
131215アジアエクスプレス牡2ムーア 55 6 11-09-074
121216ロゴタイプ牡2M.デム 55 14 02-02-027

ホープフルSが出来るまでは2歳牡馬にとって唯一のGⅠレースだった。
過去にはミホノブルボンやナリタブライアンなど、数々の名馬が朝日杯をステップにクラシックホースへの階段を駆け上った。

近年は本番までレース数をしぼるのがトレンドとなりクラシックとの関連性が薄れていたが、昨年の勝ち馬のドゥデュースは19年ぶりに日本ダービーを勝利した。(93@ナリタブライアン以来)

13年以前は中山1600のコースで行われていたが、14年から阪神JFと同じく阪神競馬場の1600mで行われるようになった。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 3- 3- 2- 2/ 1030.0%60.0%80.0%89100
2番人気 2- 2- 1- 5/ 1020.0%40.0%50.0%10580
3番人気 1- 1- 2- 6/ 1010.0%20.0%40.0%7880
4番人気 1- 0- 1- 8/ 1010.0%10.0%20.0%8762
5番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%040
6番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%14286
7番人気 2- 1- 0- 7/ 1020.0%30.0%30.0%520118
8番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
9番人気 0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%10.0%049
10~人気 0- 1- 3- 68/ 720.0%1.4%5.6%070

1番人気は3勝2着3回で連対率は60%。5年連続で3着以内に入っていて信頼度は高まっている。
馬券を外した2頭は16@ミスエルテ・13@アトムで、どちらも川田騎手騎乗だった。
2番人気も2勝2着2回で単勝回収値は100円を超えている。

勝ち馬は7人気以内。
10番人気以下から4頭が馬券になっており、三連単の平均配当は8万円となっている。

上位人気(想定)・・・ドルチェモア、ダノンタッチダウン、レイべリング、オールパルフェ、オオバンブルマイ

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ベゴニア500* 3- 0- 0- 1/ 475.0%75.0%75.0%1332257
サウジアG3 2- 2- 1- 3/ 825.0%50.0%62.5%5381
デイリーG2 1- 3- 2-18/244.2%16.7%25.0%19102
未勝利* 1- 0- 1-11/137.7%7.7%15.4%134206
新馬 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%19660
オキザリ500* 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%870390
アイビー(L) 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%780200
京王杯2G2 0- 2- 2-27/310.0%6.5%12.9%048
東京スポG3 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%060
からまつ500* 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0235
いちょう・重 0- 0- 1- 1/ 20.0%0.0%50.0%090
きんもく500* 0- 0- 1- 1/ 20.0%0.0%50.0%0140
萩S(L) 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0230
千両賞500* 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0400
アイビー 0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%0.0%00

注目したいのはベゴニア賞とサウジアラビアRCで、とくに近年は後者の好走率が高い。
デイリー杯・京王杯・東京スポーツで好走していた馬は、重賞ということで人気になりやすいが勝利したのは18@アドマイヤマーズのみになっている。

新馬・未勝利から勝利したのは15@リオンディーズ、20@グラナディアガーズで、どちらもノーザンファーム生産馬だった。とくにリオンディーズはノーザンファームの至宝ともいわれるシーザリオの子供で、デビュー前から英才教育を受けていた。よほどの素質馬でなければ手を出しづらい。

ちなみにリオンディーズの新馬戦で2着だったピースマインドは、いまも園田競馬場で現役馬として活躍している。

サウジアラビアRC・・・ドルチェモア、グラニット

前走平地距離別集計

前走平地距離 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1200m 0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%0.0%00
1400m 1- 3- 3- 57/ 641.6%6.3%10.9%2772
1600m 7- 5- 6- 41/ 5911.9%20.3%30.5%12091
1800m 1- 2- 1- 21/ 254.0%12.0%16.0%3141
2000m 1- 0- 0- 5/ 616.7%16.7%16.7%9830

勝ち馬の7頭が前走で1600mのレースを使われていた。複勝率でも30%と優秀。
前走1400mの距離から勝利したのは20@グレナディアガーズのみで、軸馬は素直に前走1600m組から選びたい。
前走1200mは消し材料となる。

前走1200m・・・ウメムスビ

前入線順位別集計

前入線順位 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 10- 7- 8- 61/ 8611.6%19.8%29.1%11891
前走2着 0- 1- 1- 22/ 240.0%4.2%8.3%043
前走3着 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%078
前走4着 0- 1- 0- 6/ 70.0%14.3%14.3%0151
前走5着 0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%0.0%00
前走6~9着 0- 1- 0- 20/ 210.0%4.8%4.8%023
前走10着~ 0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%0.0%00

勝ち馬のすべてが前走で1着だった。
馬券になった30頭中25頭が前走1着となっているように、2着以下の馬は減点。

前走2着以下・・・ダノンタッチダウン、グラニット、フロムダスク、ティニア、キョウエイブリッサ、他

前走人気別集計

前走人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1人気 6- 4- 5- 23/ 3815.8%26.3%39.5%113142
前走2人気 3- 1- 2- 25/ 319.7%12.9%19.4%7846
前走3人気 0- 4- 0- 18/ 220.0%18.2%18.2%095
前走4人気 1- 0- 1- 18/ 205.0%5.0%10.0%17231
前走5人気 0- 0- 1- 14/ 150.0%0.0%6.7%018
前走6~9人 0- 0- 1- 26/ 270.0%0.0%3.7%033
前走10人~ 0- 1- 0- 8/ 90.0%11.1%11.1%054

連対馬の18頭が前走で3番人気以内に支持されていた。
とくに前走1番人気の馬の成績が良い。2歳戦でもあり、早いうちから評価されているような完成度の高さが求められる。

前走1番人気・・・ダノンタッチダウン、ティニア

生産者別集計

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 5- 5- 3-27/4012.5%25.0%32.5%9462
社台ファーム 2- 1- 1-11/1513.3%20.0%26.7%324115
ケイアイファーム 1- 0- 1- 2/ 425.0%25.0%50.0%5785
千代田牧場 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%460190
Ocala Stud 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%870390
白老ファーム 0- 1- 0- 3/ 40.0%25.0%25.0%0117
追分ファーム 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0120
小泉牧場 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%01060
三輪牧場 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0490
ダーレー・ジャパン 0- 0- 1- 3/ 40.0%0.0%25.0%032
ビッグレッド 0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%0133

ノーザンファーム生産馬が4連勝中。昨年も3頭出走した中からドゥデュースが勝利した。
仕上がりの早さに定評があるだけに今年も注目したい。

ノーザンファーム・・・ダノンタッチダウン、コーパスクリスティ、ドンデンガエシ

1・2着馬のデビュー戦成績

1着2着
210905小倉(1人気)1着0612中京(1人気)1着
200726新潟(1人気)2着0705阪神(2人気)1着
190602東京(2人気)1着0602阪神(1人気)1着
180630中京(1人気)1着1008京都(6人気)1着
170625阪神(1人気)1着0604東京(2人気)1着

デビュー戦で負けていたのは20@グレナディアガーズのみ。
18年に2着に入ったクリノガウディ―は10月デビューだったが、それ以外は6・7月デビューが多い。なかでも6月にデビューした馬の成績がいい。
あとデビュー戦で1・2番人気に支持されているのも重要。

6月デビュー・・・オールパルフェ、ドンデンガエシ、ミシェラドラータ、グラニット、ウメムスビ、スズカダブル

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%091
平地・先行 5- 2- 2- 29/ 3813.2%18.4%23.7%16068
平地・中団 4- 7- 6- 47/ 646.3%17.2%26.6%5575
平地・後方 1- 1- 1- 47/ 502.0%4.0%6.0%1159

逃げて連対した馬はいない。
先週の阪神JFを見る限り中団ぐらいが理想。

逃げ・・・オールパルフェ、グラニット

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 1- 1- 0- 8/1010.0%20.0%20.0%2360
2番 2- 0- 1- 7/1020.0%20.0%30.0%22162
3番 0- 0- 2- 8/100.0%0.0%20.0%041
4番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%0103
5番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%011
6番 3- 1- 0- 6/1030.0%40.0%40.0%153170
7番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%040
8番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%032
9番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%78256
10番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%055
11番 0- 2- 0- 8/100.0%20.0%20.0%058
12番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
13番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%078
14番 1- 0- 2- 7/1010.0%10.0%30.0%345103
15番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%5918
16番 0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%0.0%00
17番 1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%50.0%710195
18番 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00

勝ち馬の7頭が1~9番から出ている。
先週のリバティアイランドも9番ゲートだったので、あまり外すぎるとよくないかもしれない。

1~9番・・・キョウエイブリッサ、ドルチェモア、オールパルフェ、ドンデンガエシ、バグラダス、ミシェラドラータ、オオバンブルマイ、グラニット、ニシノベストワン

まとめ

川田騎手のダノンタッチダウンは前走2着なのが減点。
ノーザンファーム生産馬で前走1番人気という加点もあるが、デイリー杯2歳Sを経由してきた馬は人気を裏切る傾向があり、過去10年で4頭が当日1番人気に支持されながら【0-2-1-1】と勝てていない。この中には昨年のセリフォスや15@エアスピネルも含まれる。
脚質的にも大外を回って届かずの場面がありそう。

サウジアラビアRCの勝ち馬のドルチェモアは、非ノーザンファーム生産馬であることを除けば減点はない。
その前走で3着・5着だった馬が次走で敗れており、若干レースレベルに疑念がないわけではないが、データからは推奨馬となる。
なお、ルーラシップ産駒は初年度のキセキ以外、GⅠ勝利がない点を追記しておく。

穴は6月デビューの点を評価してオールパルフェが良さそう。

推奨ドルチェモア
減点ありダノンタッチダウン
オールパルフェ

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