ジャパンダートダービー 過去10年

歴代優勝馬

日付馬名性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
210714 キャッスルトップ 牡3 仲野光馬 56 12 稍重 1-1-1-1 12
200708 ダノンファラオ 牡3 坂井瑠星 56 9 2-2-2-2 6
190710 クリソベリル 牡3 川田将雅 56 12 稍重 6-7-6-5 1
180711 ルヴァンスレーヴ 牡3 M.デム 56 1 12-12-9-9 1
170712 ヒガシウィルウィン 牡3 本田正重 56 4 6-5-6-5 5
160713 キョウエイギア 牡3 戸崎圭太 56 7 4-4-5-4 4
150708 ノンコノユメ 牡3 C.ルメ 56 9 不良 8-8-6-6 2
140709 カゼノコ 牡3 秋山真一 56 10 稍重 13-12-8-7 2
130710 クリソライト 牡3 内田博幸 56 5 5-4-3-1 1
120711 ハタノヴァンクール 牡3 四位洋文 56 11 6-6-7-6 1

大井2000メートルで開催される、3歳の中央・地方統一ダートチャンピオン決定レース。

各地のダービーを勝ち上がった馬が集結して、中央のダートトップホースと激突する。

なお、来年より南関東と中央馬による新ダート三冠レースが創設されるため、今年が最後の開催となる。

※秋の開催に移動してレース名も変更予定。ダート三冠を達成した馬には8000万円という高額なボーナスが贈られる。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 4- 2- 1- 3/ 10 40.0% 60.0% 70.0% 85 79
2番人気 2- 2- 1- 5/ 10 20.0% 40.0% 50.0% 79 67
3番人気 0- 1- 2- 7/ 10 0.0% 10.0% 30.0% 0 50
4番人気 1- 5- 0- 4/ 10 10.0% 60.0% 60.0% 142 139
5番人気 1- 0- 2- 7/ 10 10.0% 10.0% 30.0% 102 64
6番人気 1- 0- 2- 7/ 10 10.0% 10.0% 30.0% 406 125
7番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 67
8番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 67
9番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
10人気~ 1- 0- 0- 42/ 43 2.3% 2.3% 2.3% 301 36

1番人気は4勝2着2回。高額な賞金を目当てに中央のトップホースが出走してくるわりには低い。

2番人気は2勝2着2回。

昨年は12番人気のキャッスルトップが逃げ切ったが例外中の例外で、連対馬の17頭が4人気以内になっているように上位人気での争いになりやすい。

配当別集計

単勝 枠連枠単馬複馬単三連複三連単
21 12,950円 19,370円 14,980円 38,200円 115,710円 37,130円 554,300円
20 4,060円 15,160円 39,330円 17,820円 57,600円 52,670円 770,730円
19 120円 440円 540円 470円 540円 1,370円 2,760円
18 220円 1,030円 1,550円 1,000円 1,510円 1,560円 6,060円
17 1,020円 940円 1,770円 3,080円 7,500円 3,050円 28,450円
16 1,420円 540円 1,050円 2,420円 6,510円 1,830円 22,780円
15 280円 200円 450円 210円 470円 1,730円 4,980円
14 510円 320円 930円 350円 980円 820円 4,920円
13 220円 260円 540円 290円 520円 1,680円 4,840円
12 290円 730円 1,280円 1,260円 2,400円 17,140円 53,800円
平均 2,109 円 3,899 円 6,242 円 6,510 円 19,374 円 11,898 円 145,362 円

2年連続で三連単が50万円を超える大波乱となっている。

20年には3戦3勝で単勝1.1倍の圧倒的支持を受けていたカフェファラオが7着と馬群に沈むなど、時として信じられないような荒れ方をする。

もし資金に余裕があるのなら馬複よりも馬単の裏表で、三連複よりも三連単をボックス買いに分散させる買い方のほうが回収率は高くなりやすい。

調教師分類別集計

調教師分類 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
美浦 2- 1- 2- 18/ 23 8.7% 13.0% 21.7% 21 54
栗東 6- 8- 5- 23/ 42 14.3% 33.3% 45.2% 157 90
地方 2- 1- 3- 62/ 68 2.9% 4.4% 8.8% 205 45

中央馬が8勝。中でも栗東所属馬が14連対と中心になっている。

21@カフェファラオのように中央馬の中には地方がまったくダメという馬もいるので、深い砂への適応の見極めが重要となる。

地方所属馬で勝利したのは21@キャッスルトップと17@ヒガシウィルウィンの2頭で、いずれも船橋所属だった。

騎手別集計

騎手 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
川田将雅 1- 3- 1- 0/5 20.0% 80.0% 100.0% 24 142
戸崎圭太 1- 1- 0- 5/7 14.3% 28.6% 28.6% 202 55
C.ルメ 1- 0- 1- 1/3 33.3% 33.3% 66.7% 93 90
四位洋文 1- 0- 0- 0/1 100.0% 100.0% 100.0% 290 140
秋山真一 1- 0- 0- 0/1 100.0% 100.0% 100.0% 510 130
仲野光馬 1- 0- 0- 0/1 100.0% 100.0% 100.0% 12950 1580
本田正重 1- 0- 0- 1/2 50.0% 50.0% 50.0% 510 125
坂井瑠星 1- 0- 0- 1/2 50.0% 50.0% 50.0% 2030 360
M.デム 1- 0- 0- 2/3 33.3% 33.3% 33.3% 73 36
内田博幸 1- 0- 0- 3/4 25.0% 25.0% 25.0% 55 27

上位は1勝ずつで並んでいるが川田騎手は5回乗って複勝率が100%になっている。

1・2着馬の前走成績

1着2着
21水無月特別(1人気)1着兵庫チャンピオンシップ(1人気)2着
20鳳雛S(3人気)14着鷹取特別(1人気)2着
19兵庫チャンピオンシップ(1人気)1着UAEダービー(5人気)4着
18ユニコーンS(1人気)1着加古川特別(1人気)1着
17東京ダービー(2人気)1着ユニコーンS(3人気)3着
16鳳雛S(4人気)1着兵庫チャンピオンシップ(2人気)1着
15ユニコーンS(2人気)1着兵庫チャンピオンシップ(1人気)1着
14鳳雛S(2人気)1着東京ダービー(1人気)1着
13昇竜S(1人気)1着鷹取特別(1人気)1着
12端午S(1人気)1着日本ダービー(16人気)7着

勝ち馬の10頭中9頭が前走で勝利していた。例外は20年のダノンファラオのみ。昨年12番人気で大穴をあけたキャッスルトップも該当すのでぜひとも押さえておきたい。

中央のステップレース的存在のユニコーンSからは3頭が連対。それよりも鳳雛Sなどの中央ダートOPレース組が5勝と活躍。地方のレースだと5月に行われる兵庫チャンピオンシップでの好走馬が注目。あと、中央の2勝クラスを勝利した馬にも好走のチャンスはある。

地方馬だと南関東クラシックの東京ダービーで1番人気に支持されて1着になっている馬が連対している。

脚質別集計

脚質 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
逃げ 1- 3- 0- 6/10 10.0% 40.0% 40.0% 1295 227
先行 5- 6- 4- 37/52 9.6% 21.2% 28.8% 131 71
差し 2- 1- 4- 26/33 6.1% 9.1% 21.2% 17 46
追込 2- 0- 2- 34/38 5.3% 5.3% 10.5% 19 16

逃げた馬の回収値が高いのは12番人気で逃げ切ったキャッスルトップの影響。馬券の軸は先行タイプの馬で、差し・追い込みタイプは1・2番人気に支持されるような人気馬でないと苦しい。

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 1- 0- 0- 9/10 10.0% 10.0% 10.0% 22 11
2番 0- 0- 0- 10/10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
3番 0- 0- 2- 7/9 0.0% 0.0% 22.2% 0 33
4番 1- 0- 1- 8/10 10.0% 10.0% 20.0% 102 44
5番 1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0% 22 27
6番 0- 1- 1- 8/10 0.0% 10.0% 20.0% 0 23
7番 1- 1- 1- 7/10 10.0% 20.0% 30.0% 142 63
8番 0- 1- 2- 7/10 0.0% 10.0% 30.0% 0 107
9番 2- 1- 0- 7/10 20.0% 30.0% 30.0% 434 94
10番 1- 1- 1- 7/10 10.0% 20.0% 30.0% 51 92
11番 1- 0- 0- 9/10 10.0% 10.0% 10.0% 29 14
12番 2- 1- 1- 5/9 22.2% 33.3% 44.4% 1452 268
13番 0- 2- 0- 7/9 0.0% 22.2% 22.2% 0 35
14番 0- 1- 0- 3/4 0.0% 25.0% 25.0% 0 42
15番 0- 0- 0- 1/1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
16番 0- 0- 1- 0/1 0.0% 0.0% 100.0% 0 200
大外 1- 3- 1- 5/10 10.0% 40.0% 50.0% 29 83

大井2000メートルは東京大賞典や帝王賞が行われるダート・チャンピオンコース。最初のコーナーまで500メートル近くあるため枠順の有利不利はなさそうだが、実際には内の馬は外から包まれて砂をかぶりやすいという難点がある。単勝1.1倍に支持されながら7着に敗れたカフェファラオも2番枠だった。

経験の浅い3歳馬だけに、あまり砂をかぶらない真ん中からやや外ぐらいの枠が欲しい。

まとめ

  • 1番人気は4勝2着2回で、連対率60%
  • 連対馬の17頭は4人気以内
  • ここ2年連続で三連単は大きく荒れている
  • 基本的には中央馬の争い。とくに栗東所属馬が強い
  • 川田騎手の複勝率は100%
  • 勝ち馬の10頭中9頭は前走1着
  • 前走中央のダートOPレースと兵庫チャンピオンシップで走っていた馬に注目
  • 馬券の軸は先行馬から
  • 内枠よりも、砂をかぶらない真ん中からやや外枠が良い

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