歴代優勝馬
日付 | 馬名S | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 馬番 | 馬場状態 | 通過順 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
210404 | レイパパレ | 牝4 | 川田将雅 | 55 | 8 | 重 | 01-01-01 | 4 |
200405 | ラッキーライラック | 牝5 | M.デム | 55 | 5 | 良 | 03-03-05 | 2 |
190331 | アルアイン | 牡5 | 北村友一 | 57 | 3 | 良 | 03-04-04 | 9 |
180401 | スワーヴリチャード | 牡4 | M.デム | 57 | 15 | 良 | 15-01-01 | 1 |
170402 | キタサンブラック | 牡5 | 武豊 | 57 | 5 | 良 | 03-03-02 | 1 |
2017年にG1に昇格したばかりで、もっとも歴史の新しいG1レース。
G2時代には名だたる名馬たちが始動戦として大阪杯を勝利した。
92年には、日本ダービー以来だったトウカイテイオーが、持ったままで後続を突き放して7戦7勝とした。
直近にドバイや香港があるためトップホースが分散して、例年レースレベルはそこまで高くない。
人気別集計
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 2- 0- 2- 1/ 5 | 40.0% | 40.0% | 80.0% | 118 | 102 |
2番人気 | 1- 1- 1- 2/ 5 | 20.0% | 40.0% | 60.0% | 82 | 92 |
3番人気 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
4番人気 | 1- 1- 2- 1/ 5 | 20.0% | 40.0% | 80.0% | 244 | 198 |
5番人気 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
6番人気 | 0- 2- 0- 3/ 5 | 0.0% | 40.0% | 40.0% | 0 | 146 |
7番人気 | 0- 1- 0- 4/ 5 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0 | 56 |
8番人気 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
9番人気 | 1- 0- 0- 4/ 5 | 20.0% | 20.0% | 20.0% | 444 | 90 |
10~人気 | 0- 0- 0-24/24 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
1番人気は2勝2着0回。単勝・複勝回収値は100円を超えているので合格点といえば合格点。昨年は重馬場の影響もあり圧倒的1番人気のコントレイルが3着に敗れてしまった。
1番人気で馬券外に沈んだのは19@ブラストワンピースで、阪神内回りコースに対応できなかったのが敗因だった。良馬場であればとりあえず信頼度は高いといえる。
2番人気は1勝2着1回。4番人気が複勝率が80%と活躍していて、単勝・複勝回収値ともに200円になっている。
9番人気で勝利した19@アルアインは人気の盲点になっていた。基本的には1着は1~4人気の馬で、2着には1~7人気の馬から選びたい。
G1昇格後、二桁人気で馬券になった馬はいない。
上位人気(想定)・・・エフフォーリア、ジャックドール、レイパパレ、ヒシイグアス
年齢別集計
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
4歳 | 2- 2- 4-15/23 | 8.7% | 17.4% | 34.8% | 68 | 67 |
5歳 | 3- 2- 1-21/27 | 11.1% | 18.5% | 22.2% | 106 | 58 |
6歳 | 0- 1- 0-10/11 | 0.0% | 9.1% | 9.1% | 0 | 25 |
7歳 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
8歳 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
連対馬の10頭中9頭が4・5歳だった。
6歳以上で馬券になったのは17@ステファノスのみ。基本的には4・5歳の争いと見たい。
牝馬は【2-1-0ー2】。4・5歳であれば高確率で馬券になっている。
4・5歳・・・エフフォーリア、ジャックドール、レイパパレ、ステラリア、レッドジェネシス、アリーヴォ、アカイイト、アドマイヤハダル、ウインマリリン、ジェラルディーナ、ポタジェ
牝馬・・・レイパパレ、アカイイト、ウインマリリン、ステラリア
前走レース名別集計
前走レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
金鯱賞G2 | 2- 1- 1-14/18 | 11.1% | 16.7% | 22.2% | 142 | 64 |
中山記念G2 | 1- 1- 1- 5/ 8 | 12.5% | 25.0% | 37.5% | 51 | 73 |
有馬記念G1 | 1- 1- 0- 3/ 5 | 20.0% | 40.0% | 40.0% | 48 | 58 |
チャレンG3 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 1220 | 230 |
京都記念G2 | 0- 2- 1- 9/12 | 0.0% | 16.7% | 25.0% | 0 | 60 |
JCG1 | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% | 0 | 36 |
神戸新聞G2 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% | 0 | 320 |
マイルチG1 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
小倉大賞HG3 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
アメリカG2 | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
日経新春HG2 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
香港CG1 | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
前哨戦である金鯱賞・中山記念から臨戦した馬が主力。有馬記念から2頭が連対しているものの、ブラストワンピースが着外に沈んだ例もあり判断が難しい。
昨年はレイパパレがチャレンジカップ以来から勝利したのは例外で、年明けのG2戦か有馬記念組が主力になっている。
金鯱賞・ジャックドール、レイパパレ、アカイイト、ポタジェ、ショウナンバルディ、ステラリア
中山記念・・・ヒュミドール
有馬記念・・・エフフォーリア
前走人気別集計
前走人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
前走1人気 | 2- 2- 2-10/16 | 12.5% | 25.0% | 37.5% | 98 | 79 |
前走2人気 | 2- 1- 2-11/16 | 12.5% | 18.8% | 31.3% | 40 | 53 |
前走3人気 | 1- 1- 1- 9/12 | 8.3% | 16.7% | 25.0% | 185 | 72 |
前走4人気 | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
前走5人気 | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% | 0 | 210 |
前走6~9人 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
前走10人~ | 0- 0- 0- 6/ 6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
馬券になった15頭中14頭が前走で3人気以内に支持されていた。唯一の例外は21@モズベッロとなっている。
9人気で勝利した19@アルアインは、金鯱賞で3人気に支持されていながら5着に敗れたため人気を落としていた。前走の着順よりも、ある意味で重要といえる。
前走3人気以内・・・エフフォーリア、ジャックドール、アーリヴォ、ウインマリリン、レイパパレ、レッドジェネシス、キングオブコージ
前走騎手別集計
前走騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
◆同騎手 | 4- 3- 4-22/33 | 12.1% | 21.2% | 33.3% | 67 | 58 |
◆乗替り | 1- 2- 1-32/36 | 2.8% | 8.3% | 11.1% | 61 | 41 |
前走から継続騎乗の馬が4勝をあげている。乗り替わりで勝利したのは19@アルアインで、主戦の北村友一騎手が落馬負傷により柴山騎手に乗り替わりを挟んだものだった。実質的には勝ち馬のすべてが継続騎乗だったことになる。
継続騎乗・・・エフフォーリア、ジャックドール、アカイイト、レイパパレ、キングオブコージ、他
調教師分類別集計
調教師分類 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
美浦 | 0- 0- 1-17/18 | 0.0% | 0.0% | 5.6% | 0 | 7 |
栗東 | 5- 5- 4-37/51 | 9.8% | 19.6% | 27.5% | 87 | 64 |
G1昇格後、美浦所属馬で連対した馬はまだいない。昨年もグランアレグリアやサリオスなど、人気馬がこのジンクスの前に散ってきた。
美浦所属・・・エフフォーリア、ウインマリリン、ヒシイグアス、ヒュミドール
1・2着馬のG1実績
年 | 1着 | 2着 |
---|---|---|
21 | なし | 宝塚記念3着 |
20 | 阪神JF・エリザベス女王杯 | 秋華賞 |
19 | 皐月賞 | 菊花賞 |
18 | 日本ダービー2着 | マイルCS |
17 | 菊花賞・天皇賞(春)・JC | 天皇賞(秋)2着・QE2着 |
G1の出走経験すらなかった21@レイパパレは例外で、ほとんどの馬にG1勝ちか中距離G1での馬券実績があった。そうでない馬は割引が必要。
G1馬・・・エフフォーリア、レイパパレ、アカイイト、マカヒキ
脚質上り別集計
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
平地・逃げ | 1- 0- 1- 3/ 5 | 20.0% | 20.0% | 40.0% | 244 | 74 |
平地・先行 | 2- 3- 0- 9/14 | 14.3% | 35.7% | 35.7% | 175 | 84 |
平地・中団 | 1- 2- 3-25/31 | 3.2% | 9.7% | 19.4% | 13 | 51 |
平地・後方 | 0- 0- 0-15/15 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
平地・マクリ | 1- 0- 1- 2/ 4 | 25.0% | 25.0% | 50.0% | 87 | 65 |
阪神2000内回りのコースは、最後の直線が300メートルほどしかないため前目につけてピッタリと折り合う器用さが必要となる。差し・追い込みタイプは展開や馬場などの助けが必要となる。
逃げ・・・ジャックドール
先行・・・エフフォーリア、レイパパレ、ウインマリリン、ショウナンバルディ
馬番別集計
馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1番 | 0- 1- 0- 9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% | 0 | 42 |
2番 | 0- 0- 2- 8/10 | 0.0% | 0.0% | 20.0% | 0 | 49 |
3番 | 2- 2- 0- 6/10 | 20.0% | 40.0% | 40.0% | 342 | 127 |
4番 | 0- 1- 2- 7/10 | 0.0% | 10.0% | 30.0% | 0 | 64 |
5番 | 3- 1- 0- 6/10 | 30.0% | 40.0% | 40.0% | 77 | 67 |
6番 | 0- 2- 0- 8/10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% | 0 | 30 |
7番 | 1- 2- 2- 5/10 | 10.0% | 30.0% | 50.0% | 24 | 74 |
8番 | 1- 0- 3- 6/10 | 10.0% | 10.0% | 40.0% | 122 | 70 |
9番 | 1- 0- 0- 8/ 9 | 11.1% | 11.1% | 11.1% | 43 | 17 |
10番 | 0- 0- 0- 9/ 9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
11番 | 1- 0- 0- 8/ 9 | 11.1% | 11.1% | 11.1% | 100 | 24 |
12番 | 0- 1- 0- 7/ 8 | 0.0% | 12.5% | 12.5% | 0 | 20 |
13番 | 0- 0- 1- 5/ 6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% | 0 | 46 |
14番 | 0- 0- 0- 5/ 5 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
15番 | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 350 | 150 |
16番 | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 |
G2時代を含めた過去10年の馬番別成績。
15番から勝利したのは18@スワーヴリチャードは途中からまくって動いた。基本的には1~9の内枠が有利。外だとよほど力があるか展開に恵まれないときつい。
内枠・・・スカーフェイス、レッドジェネシス、ヒュミドール、ジャックドール、アカイイト、エフフォーリア、ウインマリリン、ポタジェ、アリーヴォ
まとめ
実績のエフフォーリアを取るか、勢いのジャックドールを取るかだが、データからは栗東所属馬が5勝している点から後者を優位と見たい。
大阪杯の前哨として3月に行われるようなった金鯱賞を1番人気で勝利したスワーヴリチャードは18年の勝ち馬。同馬も初G1が大阪杯だった。
G1・3勝のエフフォーリアは、同じく3歳時に有馬記念を勝利した19@ブラストワンピースと姿がダブる。準パーフェクトの戦績から大崩れはないと思うが、初西下・年明け初戦など不安定要素はなくはない。
昨年の勝ち馬レイパパレは14番枠と外枠に入ってしまった。過去20年で12番より外からは(21頭中)3頭しか連対できていない。1・2番人気が確実の2頭をあげていることもあり、同馬まであげるのはちょっと・・・。
今年はフルゲートで枠順が勝敗を分けそうなことから、内枠に入った友道厩舎のディープインパクト産駒、ポタジェとレッドジェネシスを穴候補にあげたい。同産駒は毎年のように馬券に絡んでおり、中でもG1昇格後で4歳に限ると【1-0-4-2】とレッドジェネシスは格好の狙い目。
推奨 | ジャックドール |
減点あり | エフフォーリア |
穴 | ポタジェ・レッドジェネシス |
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