マイルチャンピオンシップ 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
211121グランアレグリア牝5ルメール 55 12   12-081
201122グランアレグリア牝4ルメール 55 4   05-051
191117インディチャンプ牡4池添謙一 57 5   04-053
181118ステルヴィオ牡3ビュイッ 56 1   04-055
171119ペルシアンナイト牡3M.デム 56 18   15-134
161120ミッキーアイル牡5浜中俊 57 16   01-013
151122モーリス牡4ムーア 57 16   09-084
141123ダノンシャーク牡6岩田康誠 57 12   11-108
131117トーセンラー牡5武豊 57 5   15-142
121118サダムパテック牡4武豊 57 1   06-074

秋のマイル王決定戦で、マイルのスペシャリストが集結してハイレベルの一戦が繰り広げられる。
安田記念が左回りで行われるのに対して、マイルチャンピオンシップは京都の外回りのコースで行われる。

過去にはダイタクヘリオス・タイキシャトル・デュランダル・ダイワメジャー・グランアレグリアらが連覇を達成。安田記念との結びつきも強く、同年の安田記念勝ち馬が春秋連覇を達成するケースも多い。

昨年は牝馬のグランアレグリアが連覇で引退レースを飾った。

昨年に引き続き阪神・1600m(芝)で行われる。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 2- 2- 2- 4/ 1020.0%40.0%60.0%3380
2番人気 1- 4- 0- 5/ 1010.0%50.0%50.0%4783
3番人気 2- 4- 0- 4/ 1020.0%60.0%60.0%123125
4番人気 3- 0- 1- 6/ 1030.0%30.0%40.0%250111
5番人気 1- 0- 3- 6/ 1010.0%10.0%40.0%87114
6番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%029
7番人気 0- 0- 2- 8/ 100.0%0.0%20.0%087
8番人気 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%18139
9番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%060
10~人気 0- 0- 0- 85/ 850.0%0.0%0.0%00

昨年・一昨年とグランアレグリアが1番人気で勝利したが、同馬以外は負けているのが実情。
判断は難しいが信頼度は高いとは言いづらい。

2番人気も1勝のみで、連対率では1番人気を上回っている。
狙い目は3~5番人気の馬で、あわせて6勝をあげている。
8番人気で勝利した14年@ダノンシャークは例外的存在で、連対馬の20頭中19頭が5番人気以内になっている。

3着まで広げても6人気以下で馬券になったのは5頭で、三連単の平均配当は42000円と堅い。
馬場の高速化とともに堅い決着が増えている。

上位人気(想定)・・・シュネルマイスター、サリオス、ソダシ、ダノンスコーピオン、セリフォス

年齢別集計

年齢 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
3歳 2- 1- 2- 30/ 355.7%8.6%14.3%5042
4歳 4- 5- 4- 24/ 3710.8%24.3%35.1%6573
5歳 3- 3- 4- 52/ 624.8%9.7%16.1%1941
6歳 1- 1- 0- 22/ 244.2%8.3%8.3%7522
7歳 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
8歳 0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%0.0%00

4歳が4勝2着5回と頭一つリード。ついで5歳が3勝で、3歳と6歳はほぼ変わらない。
7歳以上で馬券になった馬はなく消し。
3歳で勝利した18@ステルヴィオと17@ペルシアンナイトはGⅠで連対歴があり、さらにすでに古馬と対戦を済ませていた。

牝馬は【2-0-1-24】。グランアレグリアの2勝のみで、全体では苦戦の傾向にある。

4歳・・・シュネルマイスター、ソダシ、ダノンザキッド、ジャスティンカフェ、ソウルラッシュ、ホウオウアマゾン

牝馬・・・ソダシ、ロータスランド

7歳以上・・・ベステンダンク

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
富士SG3 2- 3- 1-36/424.8%11.9%14.3%6433
毎日王冠G2 2- 1- 2-19/248.3%12.5%20.8%6263
天皇賞秋G1 2- 1- 2- 7/1216.7%25.0%41.7%10181
スプリンG1 2- 0- 0- 6/ 825.0%25.0%25.0%9342
安田記念G1 1- 1- 0- 4/ 616.7%33.3%33.3%9566
京都大賞G2 1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%50.0%23590
スワンSG2 0- 4- 2-33/390.0%10.3%15.4%035
府中牝馬G2 0- 0- 1- 6/ 70.0%0.0%14.3%047
富士SG2 0- 0- 1- 7/ 80.0%0.0%12.5%037
札幌記念G2 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0440
秋華賞G1 0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%0.0%00
オータムHG3 0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%0.0%00
関屋記念G3 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00
カシオペ 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00
アイルラG2 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00
NHKマG1 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00

富士S・毎日王冠・天皇賞秋・スプリンターズSの4レースが2勝ずつで主力を形成。
近5年に限るとスワンSを経由した馬は【0-0-2-16】で2着に入った馬はいない。
別路線組は苦戦の傾向が強い。

別路線・・・ソダシ、ウインカーネリアン、ファルコニア

前走人気別集計

前走人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1人気 3- 3- 2- 21/ 2910.3%20.7%27.6%8756
前走2人気 4- 2- 4- 15/ 2516.0%24.0%40.0%84109
前走3人気 2- 2- 0- 18/ 229.1%18.2%18.2%6836
前走4人気 0- 3- 1- 18/ 220.0%13.6%18.2%041
前走5人気 0- 0- 2- 12/ 140.0%0.0%14.3%048
前走6~9人 0- 0- 1- 29/ 300.0%0.0%3.3%04
前走10人~ 1- 0- 0- 32/ 333.0%3.0%3.0%3111

連対馬19頭が前走で4番人気以内に支持されていた。
前走5番人気以下で馬券になった馬は、4頭が前走GⅠ(天皇賞秋・スプリンターズS)だった。
例外は16@ネオリアリズム。

前走5人気以下・・・エアロロノア、ハッピーアワー、ピースオブエイト、ベステンダンク

生産者別集計

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 5- 2- 5-42/549.3%13.0%22.2%4552
社台ファーム 1- 4- 1-23/293.4%17.2%20.7%1652
追分ファーム 1- 1- 2- 1/ 520.0%40.0%80.0%176248
白老ファーム 1- 1- 1- 9/128.3%16.7%25.0%8756
下河辺牧場 1- 0- 1- 4/ 616.7%16.7%33.3%30188
戸川牧場 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%570210
ケイアイファーム 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0130
Northern Farm 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0140
岡田スタツド 0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%0.0%00
フジワラフアーム 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00
猪野毛牧場 0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%00
ヤナガワ牧場 0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%00
ノースヒルズ 0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%00

ノーザンファーム生産馬が4連勝中。
マイルCSに限ったことではないが、馬場の高速化とともに同牧場の成績がグングンと上がっている。

ノーザンファーム生産馬・・・サリオス、シュネルマイスター、ソダシ、ダノンザキッド、ピースオブエイト、ホウオウアマゾン

1・2着馬のGⅠ実績

1着2着
21桜花賞・安田記念・マイルCS・他NHKマイルC
20桜花賞・安田記念・スプリンターズS安田記念・マイルCS
19安田記念朝日杯FS・天皇賞秋2着
18朝日杯FS2着マイルCS・皐月賞2着
17皐月賞2着朝日杯FS2着

近5年に限ると連対馬はいずれもGⅠでの連対実績があった。
さらにいえば17年のペルシアンナイトを除く9頭は、マイルのGⅠレースだった。

該当馬・・・シュネルマイスター、サリオス、ソダシ、ダノンザキッド、ダノンスコーピオン、セリフォス、マテンロウオリオン、ロータスランド

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 1- 0- 0- 9/ 1010.0%10.0%10.0%5923
平地・先行 0- 2- 4- 28/ 340.0%5.9%17.6%053
平地・中団 7- 8- 5- 64/ 848.3%17.9%23.8%6255
平地・後方 2- 0- 1- 44/ 474.3%4.3%6.4%2812

逃げて勝利した16@ミッキーアイルは直線で大きく斜行して後続馬の進路を妨害していた。降着こそならなかったが、かなり物議を醸したレースであり逃げタイプは不利と見て間違いないだろう。
中心は決め手の鋭い差しタイプの馬となっている。

逃げ・・・ホウオウアマゾン

差し・・・シュネルマイスター、サリオス、ソウルラッシュ、他多数

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 1- 4- 4- 17/ 263.8%19.2%34.6%4155
2番 3- 2- 2- 19/ 2611.5%19.2%26.9%8453
3番 0- 1- 5- 19/ 250.0%4.0%24.0%059
4番 4- 2- 2- 18/ 2615.4%23.1%30.8%327107
5番 2- 0- 1- 22/ 258.0%8.0%12.0%3015
6番 5- 2- 0- 19/ 2619.2%26.9%26.9%4941
7番 0- 3- 2- 21/ 260.0%11.5%19.2%036
8番 1- 2- 1- 21/ 254.0%12.0%16.0%5834
9番 3- 1- 2- 18/ 2412.5%16.7%25.0%64157
10番 4- 2- 2- 16/ 2416.7%25.0%33.3%71140
11番 0- 1- 1- 21/ 230.0%4.3%8.7%053
12番 1- 0- 1- 21/ 234.3%4.3%8.7%729
13番 2- 1- 2- 14/ 1910.5%15.8%26.3%12174
14番 1- 1- 0- 17/ 195.3%10.5%10.5%857190
15番 0- 1- 0- 17/ 180.0%5.6%5.6%022
16番 0- 0- 0- 15/ 150.0%0.0%0.0%00
17番 0- 1- 0- 8/ 90.0%11.1%11.1%018
18番 0- 1- 1- 6/ 80.0%12.5%25.0%0117

過去3年の、阪神・1600(芝)・重賞レースの馬番別成績。
日曜は雨予報が出ているため当日の馬場状況をしっかり確認したい。
外差し馬場になると、先週のエリザベス女王杯のように外枠の馬が有利になるように思えるが、最近は直線入り口で先行馬が外に広がって差し・追い込み馬は距離ロスが大きくなり、逆に内を突いた馬が馬券圏内に入る傾向がある。(先週のエリザベス女王杯はまだ内が生きていたので先行馬が横に広がらなかった)

まとめ

過去10年の連対馬のうち4頭(グランアレグリア・インディチャンプ・ペルシアンナイト・フィエロ)がリピーターになっている。
昨年の2着馬・シュネルマイスターにとって加点ポイント。
同馬は4歳・ノーザンファーム生産馬とデータをクリア。気がかりなのは1番人気の信頼度がそこまで高くないことだが、ソダシが牝馬で府中牝馬S経由、サリオスが5歳で2年連続で馬券圏内を外していることを考えると、推奨馬にするのが妥当だろう。

逆転候補は3歳馬で1着になった18@ステルヴィオ・17@ペルシアンナイトはともに外国人ジョッキーが乗っていた点から、D・レーン騎手に乗り替わるセリフォス。ここを勝てばGⅠ初勝利になるのも2頭と似ている。
グランアレグリア・ダノンプレミアム・ステルヴィオ・エアスピネルと5年連続で朝日杯FSの好走馬が連対している点も強調材料。該当するのは同馬の他にサリオスとダノンスコーピオンになっている。

ダノンスコーピオンについてはとくに減点材料はないが、同じ3歳のセリフォスを選んだのと、そのセリフォスに朝日杯FSで先着されていること、同年のNHKマイルC馬は過去10年で5頭出走して勝てていないデータ(昨年のシュネルマイスターが2着が最高着順)から評価を下げた。

穴は毎日王冠で2着だったジャスティンカフェをあげる。着差がほとんどなかったわりに人気にならなそうと、福永騎手は【0-2-2-4】と勝ててはいないが馬券圏内にちょくちょく顔を出している。

データは良馬場が前提なので当日の天候次第ではデータクラッシュが起こりそう。

推奨シュネルマイスター
減点ありセリフォス
ジャスティンカフェ

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