皐月賞 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
240414ジャスティンミラノ牡3戸崎圭太 57 13 05-04-042
230416ソールオリエンス牡3横山武史 57 1 15-15-172
220417ジオグリフ牡3福永祐一 57 14 05-06-035
210418エフフォーリア牡3横山武史 57 7 04-04-042
200419コントレイル牡3福永祐一 57 1 12-12-071
190414サートゥルナーリア牡3ルメール 57 12 07-07-071
180415エポカドーロ牡3戸崎圭太 57 7 04-04-047
170416アルアイン牡3松山弘平 57 11 04-05-059
160417ディーマジェスティ牡3蛯名正義 57 18 14-12-108
150419ドゥラメンテ牡3M.デム 57 2 13-11-073

中山競馬(芝・右)2000mでおこなわれる、三歳牡馬クラシックの第一関門。
スピード能力だけでなく、レースセンスやタフさも求められる。
速い馬が勝つといわれる皐月賞だが、燃え尽きる傾向のあるダービー馬よりも息の長い活躍をする馬が多く、近年は最強馬登竜門的なレースになっている。

人気

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 2- 0- 3- 5/ 1020.0%20.0%50.0%4470
2番人気 3- 1- 0- 6/ 1030.0%40.0%40.0%13776
3番人気 1- 3- 2- 4/ 1010.0%40.0%60.0%46111
4番人気 0- 2- 1- 7/ 100.0%20.0%30.0%081
5番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%9151
6番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%038
7番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%14582
8番人気 1- 1- 2- 6/ 1010.0%20.0%40.0%309224
9番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%224123
10~人気 0- 0- 1- 81/ 820.0%0.0%1.2%016

クラシック初戦でありながら1番人気は2勝とあまり勝てていない。この傾向は過去を遡ってもあまり変わらない。
近年は前哨戦が多岐にわたり力関係の比較がむずかしいのと、多頭数の中山コースでごちゃつきやすいのが理由。
2番人気は3勝2着1回で1番人気を上回る。
1~5人気までは連対率20~40%で並んでおり、そこまで差はない。
7~9人気が3勝しており、単勝を狙うなら中穴になっている。

10番人気以下で馬券になった馬は17@ダンビュライトのみ。
二桁人気馬は大幅な減点が必要。

三連単の平均は17万円。17年には9人気のアルアインが勝利して、100万円を超える配当となった。

前走レース

前走レース 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
共同通信G3 5- 0- 4-12/2123.8%23.8%42.9%252108
ホープフG1 2- 0- 0- 3/ 540.0%40.0%40.0%8850
スプリンG2 1- 1- 2-32/362.8%5.6%11.1%4043
京成杯G3 1- 0- 1- 5/ 714.3%14.3%28.6%74107
毎日杯G3 1- 0- 0- 6/ 714.3%14.3%14.3%32092
弥生賞G2 0- 5- 2-32/390.0%12.8%17.9%086
若葉S(L) 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%020
フューチG1 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%056
東京スポG2 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0210
アーリンG3 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0320
きさらぎG3 0- 0- 1- 7/ 80.0%0.0%12.5%018
すみれS 0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%0.0%00
1勝クラス* 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00
ホープフG2 0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%0.0%00
若葉S 0- 0- 0- 9/ 90.0%0.0%0.0%00

共同通信杯組が5勝と他ステップレースを圧倒。東京コースでダービーに直結しているように思われる同レースだが、実際にはダービーよりも皐月賞とのつながりが強い。
ホープフルSから勝利した2頭はともに1番人気に支持されていた。
同コースで行われる弥生賞は、近年は勝ち馬が出ておらず2着止まりになっている。
23年はソールオリエンスが京成杯から勝利してデータを覆したが、基本的には別路線組はマイナス。

前走着順

前走着順 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 7- 8- 6- 53/ 749.5%20.3%28.4%9684
前走2着 3- 1- 2- 32/ 387.9%10.5%15.8%7436
前走3着 0- 0- 1- 21/ 220.0%0.0%4.5%060
前走4着 0- 1- 0- 10/ 110.0%9.1%9.1%052
前走5着 0- 0- 1- 5/ 60.0%0.0%16.7%063
前走6~9着 0- 0- 0- 16/ 160.0%0.0%0.0%00
前走10着~ 0- 0- 0- 5/ 50.0%0.0%0.0%00

クラシック第一冠だけあり、前走重賞で1着か2着の馬で占められている。
前走2着から勝利した3頭はいずれも勝ち馬との着差は0.2秒以内だった。
理想は前走重賞で1着の馬としたい。

絶対にダメというわけではないが、前走3着以下の馬は大きな減点となる。

キャリア

キャリア 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
2戦 2- 1- 0- 8/ 1118.2%27.3%27.3%9059
3戦 3- 4- 3- 21/ 319.7%22.6%32.3%2657
4戦 4- 2- 6- 42/ 547.4%11.1%22.2%9387
5戦 1- 2- 1- 29/ 333.0%9.1%12.1%9372
6戦 0- 0- 0- 21/ 210.0%0.0%0.0%00
7戦 0- 1- 0- 11/ 120.0%8.3%8.3%032

ダービーを目標に逆算してレースを使ってくる馬が多く、馬券になった馬の多くがキャリア2~5戦で占められている。
キャリア6戦以上で連対した馬は、24@コスモキュランダのみなので大幅な減点が必要。

1・2着馬の戦績

1着2着
242-0-0-02-2-0-3
232-0-0-02-0-0-1
222-1-0-12-0-0-0
213-0-0-02-1-0-1
203-0-0-03-0-0-0
193-0-0-03-1-0-1
182-1-1-02-0-0-2
173-0-0-13-1-1-0
162-2-0-03-0-0-0
152-2-0-02-1-0-0
144-1-0-04-1-0-0

着外が2回以上あったのは、24@コスモキュランダと18@サンリヴァルの2頭。
ダービーと同じく完成度の高さが求められるだけに、4着以下を2回以上経験している馬は大幅な減点となる。
サンリヴァルにしても4着が2回で、6着以下の経験があった馬は24@コスモキュランダと17@アルアインだけ。

馬体重

馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
-19~-10kg 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%3775
-9~ -4kg 2- 5- 4- 47/ 583.4%12.1%19.0%1862
-3~ +3kg 6- 3- 4- 60/ 738.2%12.3%17.8%11063
+4~ +9kg 0- 0- 2- 25/ 270.0%0.0%7.4%016
+10~+19kg 1- 1- 0- 2/ 425.0%50.0%50.0%120107

24@ジャスティンミラノが+10キロで勝利して、データがクラッシュ。
G1なのでギリギリまで絞って仕上げてきている馬の好走率が高い。

生産者

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 6- 6- 4-54/708.6%17.1%22.9%6667
社台ファーム 1- 0- 1-14/166.3%6.3%12.5%3227
ノースヒルズ 1- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%33.3%9046
服部牧場 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%3090530
田上徹 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%1450430
追分ファーム 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%0106
ビッグレッドファーム 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%0130
岡田スタツド 0- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%50.0%0245
斉藤安行 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0580
谷川牧場 0- 0- 1- 3/ 40.0%0.0%25.0%040
三嶋牧場 0- 0- 1- 2/ 30.0%0.0%33.3%053
新生ファーム 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0530
笠松牧場 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0690
ヤナガワ牧場 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0290

もはやおなじみのデータだが、ノーザンファーム生産馬が圧倒的に強い。
かならず馬券に組み込みたい。

脚質

脚質 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
逃げ 0- 1- 0- 12/ 130.0%7.7%7.7%037
先行 4- 5- 4- 24/ 3710.8%24.3%35.1%86120
中団 5- 3- 5- 58/ 717.0%11.3%18.3%8762
後方 1- 1- 1- 47/ 502.0%4.0%6.0%1010

逃げて2着に粘ったのは21@タイトルホルダーのみ。同馬は菊花賞・天皇賞春を勝利するなどスタミナ能力が抜けていた。
連対率でいえば先行脚質が24%で、決めてのある差しタイプの馬が5勝をあげている。
追い込み馬は多頭数で外を回されることもあり、正直厳しい。

馬番

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 2- 0- 0- 8/1020.0%20.0%20.0%7936
2番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%4619
3番 0- 1- 1- 8/100.0%10.0%20.0%054
4番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%016
5番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%015
6番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
7番 2- 3- 2- 3/1020.0%50.0%70.0%182174
8番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%022
9番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
10番 0- 0- 2- 8/100.0%0.0%20.0%0187
11番 1- 0- 1- 8/1010.0%10.0%20.0%22480
12番 1- 1- 1- 7/1010.0%20.0%30.0%1764
13番 1- 1- 0- 8/1010.0%20.0%20.0%4871
14番 1- 2- 0- 7/1010.0%30.0%30.0%91109
15番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
16番 0- 0- 1- 7/ 80.0%0.0%12.5%086
17番 0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%0.0%00
18番 1- 1- 0- 5/ 714.3%28.6%28.6%441105

最初のコーナーまで距離がかなりあるため枠順の有利不利はない。
大外の18番枠から勝利したのは16@ディーマジェスティ。1枠1番から勝利したコントレイルはうまく外に出せたのが大きかった。実力のある馬なら真ん中から外ぐらいのほうが馬群に揉まれることなくスムーズに走れる利点がある。
連続開催の最終週に行われることもありインコースが荒れやすく、当日のトラックバイアスには注目したい。
7番の複勝率が70%と高い。

まとめ

当日、圧倒的支持を集めるのが確実のクロワデュノールだが、ホープフルSから直行した馬のうち、1番人気で馬券を外したのは24@レガレイラの1頭。同馬はルメール騎手が落馬負傷して北村宏司騎手に乗り替わってのものだった。その後、有馬記念を勝利したようにまともだったら勝ち負けしていた可能性が高い。
不安点があるとすれば、日曜の天候がまたもや雨予報ということぐらい。
良馬場で行われれば信頼度は高いのではないか。あとは枠順。内よりは真ん中~外ぐらいがベスト。

次点には、戦績のデータを重視してきさらぎ賞・1着のサトノシャイニングをあげる。きさらぎ賞組は不振だが、前走重賞で2着馬に0.3~0.5差つけた馬は【2-3-0-4】のデータがある。
共同通信杯1着のマスカレードボールはホープフルS・11着が気になる。昨年はコスモキュランダが2着でデータがクラッシュしたが、2年連続はないと信じたい。

穴は共同通信杯で2着のカラマティアノス。同レース2着馬は【2-0-1-3】で1着馬と遜色ない。

3戦3勝のエリキングは、京都2歳Sから直行というのがどうか。多頭数の経験がないというのも減点。

弥生賞1着のファウストラーゼンは初戦の10着が、同レース2着のヴィンセンシオは前走で逃げていた馬は【0-2-0-20】となっている。

推奨クロワデュノール
減点ありサトノシャイニング
カラマティアノス

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