日本ダービー 過去10年

優勝馬

日付馬名S性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
220529ドウデュース牡3武豊 57 13 14-14-143
210530シャフリヤール牡3福永祐一 57 10 07-11-094
200531コントレイル牡3福永祐一 57 5 03-05-041
190526ロジャーバローズ牡3浜中俊 57 1 02-02-0212
180527ワグネリアン牡3福永祐一 57 17 05-06-045
170528レイデオロ牡3ルメール 57 12 14-02-022
160529マカヒキ牡3川田将雅 57 3 08-08-083
150531ドゥラメンテ牡3M.デム 57 14 08-08-071
140601ワンアンドオンリー牡3横山典弘 57 2 05-06-053
130526キズナ牡3武豊 57 1 15-14-141

競馬の発祥地・イギリスのダービーを模して創設されたレース。
正式名称は東京優駿で、すべてのホースマンがダービーを目標に馬づくりをしている。
勝利した馬がその世代の代表となり、勝ち馬の名前で世代を呼ばれるようになる。

1着賞金は3億円。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 3- 2- 2- 3/ 1030.0%50.0%70.0%6295
2番人気 1- 3- 1- 5/ 1010.0%40.0%50.0%5378
3番人気 3- 3- 1- 3/ 1030.0%60.0%70.0%138135
4番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%11766
5番人気 1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%20.0%12572
6番人気 0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%0.0%00
7番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%041
8番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%096
9番人気 0- 0- 1- 9/ 100.0%0.0%10.0%055
10~人気 1- 0- 3- 84/ 881.1%1.1%4.5%10571

1番人気は3勝2着2回で、単勝回収値は62円。
勝利したのは20@コントレイル・15@ドゥラメンテ・13@キズナの3頭。コントレイルとドゥラメンテは皐月賞馬だった。
1番人気で馬券外に沈んだ3頭の敗因は、サートゥルナーリアが初の東京でイレ込み&乗り替わり&出遅れ、ダノンプレミアムが皐月賞をスキップして距離不適、ワールドエースが皐月賞2着で押し出された1番人気となっている。3頭とも僅差の位置には来ているので信頼度は高いといえる。

2番人気での勝利は17@レイデオロのみ。掲示板には載るが勝ちきれない馬が多い。
3番人気での勝利は22@ドウデュース・16@マカヒキ・14@ワンアンドオンリーの3頭で、3頭とも皐月賞で掲示板に載っていた。連対率は60%と1番人気を上回っている。

連対馬の19頭が5番人気以内で、12番人気で勝利した19@ロジャーバローズは例外的存在といえる。

三連単の平均配当が33万円。19年に5番人気のワグネリアンが勝利して3着に16番人気のコズミックフォースが入り285万円と荒れて平均を引き上げている。穴を狙うなら3着に人気薄を組み込むと良い。

上位人気(想定)・・・ソールオリエンス、スキルヴィング、ファントムシーフ、タスティエーラ

前走レース名別集計

前走レース名 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
皐月賞G1 7- 9- 6-69/917.7%17.6%24.2%3855
京都新聞G2 2- 1- 0-19/229.1%13.6%13.6%43663
毎日杯G3 1- 0- 0- 5/ 616.7%16.7%16.7%19545
青葉賞G2 0- 0- 3-20/230.0%0.0%13.0%0101
プリンシ 0- 0- 1- 4/ 50.0%0.0%20.0%0728
NHKマG1 0- 0- 0-18/180.0%0.0%0.0%00
桜花賞G1 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00
プリンシ(L) 0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%0.0%00
弥生賞G2 0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%0.0%00

皐月賞組が16連対と他路線を圧倒。この傾向は過去にさかのぼっても変わらない。
ダービーは青葉賞組が勝てないという、とても有名なジンクスがあり、今年はスキルヴィングが挑むことになる。
それ以外だと毎日杯・京都新聞杯組で、すでに勝ち馬を輩出している。
皐月賞 >>> 京都新聞杯 > 青葉賞・毎日杯

他レースは消し。

皐月賞・・・ソールオリエンス、タスティエーラ、ファントムシーフ、メタルスピード、ショウナンバシット、シャザーン、トップナイフ、他

他レース・・・ドゥラエレーデ、パスクオトマニカ、トーセントラム、

皐月賞  着順別集計

前入線順位 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
前走1着 2- 3- 1- 4/1020.0%50.0%60.0%33103
前走2着 1- 3- 1- 5/1010.0%40.0%50.0%4085
前走3着 1- 2- 1- 5/ 911.1%33.3%44.4%46115
前走4着 1- 0- 0- 6/ 714.3%14.3%14.3%8028
前走5着 1- 0- 1- 6/ 812.5%12.5%25.0%6673
前走6~9着 1- 1- 2-20/244.2%8.3%16.7%5255
前走10着~ 0- 0- 0-23/230.0%0.0%0.0%00

皐月賞1着から連勝したのは20@コントレイルと15@ドゥラメンテのみ。皐月賞を無敗で制した21@エフフォーリアや19@サートゥルナーリアが敗れているように意外と連勝は難しい。
18年にはワグネリアンが皐月賞7着から巻き返した。勝ち馬から1秒以内であれば逆転のチャンスはある。

皐月賞1着・・・ソールオリエンス

皐月賞で1秒以上敗退・・・フリームファクシ、べラジオオペラ、グリューネグリーン、ホウオウビスケッツ

前走騎手別集計

前走騎手 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
◆同騎手 9- 9- 8- 93/1197.6%15.1%21.8%11060
◆乗替り 1- 1- 2- 55/ 591.7%3.4%6.8%1992

19@サートゥルナーリアの時に散々こすられたデータ。
ルメール騎手が騎乗停止となりD・レーン騎手に手がわりした。返し馬でイレ込んだあげくスタートで出遅れて早仕掛けするという最悪の騎乗をしてしまった。
21@シャフリヤールが乗り替わりでダービーを勝利。もともと福永騎手が主戦騎手で毎日杯で思い入れるのある馬(ルペルカーリア=シーザリオの子供)に乗りたいがために一時的にチェンジしていた。
テン乗りの馬は素直に減点対象としたい。

乗り替わり・・・タスティエーラ、ドゥラエレーデ、ファントムシーフ、フリームファクシ、他

生産者別集計

生産者 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
ノーザンファーム 6- 7- 6-60/797.6%16.5%24.1%5098
ノースヒルズ 3- 0- 0- 1/ 475.0%75.0%75.0%247117
飛野牧場 1- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%100.0%9310930
白老ファーム 0- 1- 0- 5/ 60.0%16.7%16.7%023
三嶋牧場 0- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%33.3%070
田上徹 0- 1- 0- 0/ 10.0%100.0%100.0%0390
社台ファーム 0- 0- 1-16/170.0%0.0%5.9%024
服部牧場 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0140
競優牧場 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%01220
IEAH Stables 0- 0- 1- 0/ 10.0%0.0%100.0%0960
新冠タガノファーム 0- 0- 0- 3/ 30.0%0.0%0.0%00

毎年のように有力馬を多数送り込んでくるノーザンファームは当然として、ノースヒルズが3勝(20@コントレイル・14@ワンアンドオンリー・13@キズナ)をあげている。
ノーザンファームの場合は前走5人気以内が目安。
一方、本家の社台ファームは昨年アスクビクターモアが3着に入ったのみ。ソールオリエンスにとっては嫌なデータ。

ノーザンファーム・・・スキルヴィング、タスティエーラ、ドゥラエレーデ、サトノグランツ、フリームファクシ、ノッキングポイント、ショウナンバシット、シーズンリッチ、パスクオトマニカ

社台ファーム・・・ソールオリエンス、べラジオオペラ、シャザーン

1・2着馬のデビュー戦成績

1着2着
229月小倉・1800m(1人1着8月新潟・1800m(2人・1着
2110月京都・1800m(1人1着8月札幌・2000m(1人1着
209月阪神・1800m(1人1着6月東京・1600m(2人・1着
198月新潟・2000m(1人1着10月東京・1600m(2人・1着
187月中京・2000m(2人・1着10月京都・1800m(4人・3着
1710月東京・2000m(1人1着9月阪神・2000m(1人2着
1610月京都・1800m(1人1着11月京都・2000m(1人1着
1510月東京・1800m(1人2着7月札幌・1800m(1人3着
148月小倉・1800m(10人・12着6月東京・1600m(2人・1着
1310月京都・1800m(1人1着10月京都・1800m(1人1着

ダービーを勝ち負けするような馬はデビュー前から評価が高く期待に応えているケースが多い。
傾向としては、1着(ダービー)馬はデビュー戦が7~10月の芝・1800or2000mのレースで1番人気・1着。
デビュー戦で負けていたのは15@ドゥラメンテと14@ワンアンドオンリー。デビュー戦で1番人気でなかったのは18@ワグネリアンと14@ワンアンドオンリー。
今年該当する馬はハーツコンチェルトの1頭。ソールオリエンスとタスティエーラはデビューが11月というのが若干引っかかる。
2着まで広げても、デビュー戦で3着以下になっていたり3人気以下だった馬は減点の対象。
ただし、3着馬に関しては上記のデータは関係ない。

該当馬・・・ハーツコンチェルト

脚質上り別集計

脚質上り 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
平地・逃げ 0- 1- 1- 8/ 100.0%10.0%20.0%0135
平地・先行 3- 2- 2- 27/ 348.8%14.7%20.6%314172
平地・中団 4- 6- 6- 71/ 874.6%11.5%18.4%2653
平地・後方 2- 1- 1- 41/ 454.4%6.7%8.9%1515
平地・マクリ 1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%50.0%26590

12番人気で勝利した19@ロジャーバローズはリオンリオンが暴走気味に逃げて良いカムフラージュとなり、2番手を追走ながら実質スローペースの逃げに近い形になっていた。
最近は中団後方につけて直線で差し脚を伸ばす(瞬発力)タイプの活躍が目立つ。
とくに人気馬が早めに前を捕まえに動くとそこで一気にペースが上がって、差しが決まりやすくなる。
追い込みタイプだと上位3人気に支持されているような実力が必要。

差し・・・多数

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 2- 2- 1- 5/1020.0%40.0%50.0%960166
2番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%5620
3番 1- 0- 3- 6/1010.0%10.0%40.0%40272
4番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%020
5番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%1411
6番 0- 0- 1- 9/100.0%0.0%10.0%052
7番 0- 1- 1- 7/ 90.0%11.1%22.2%0427
8番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%012
9番 0- 1- 0- 9/100.0%10.0%10.0%024
10番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%11727
11番 0- 0- 2- 8/100.0%0.0%20.0%076
12番 1- 2- 0- 7/1010.0%30.0%30.0%5371
13番 1- 1- 1- 7/1010.0%20.0%30.0%4249
14番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%1913
15番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
16番 0- 0- 0-10/100.0%0.0%0.0%00
17番 1- 0- 0- 9/1010.0%10.0%10.0%12541
18番 0- 1- 1- 7/ 90.0%11.1%22.2%033

ダービーは毎年Cコースに仮柵を移動して行われるため傷んだ内側がカバーされて内枠有利の傾向が強くなる。
1枠1番は19@ロジャーバローズが12番人気で勝利するなど、黙って買っておいたほうがいい。
18@ワグネリアンが17番枠から勝利したが外枠だとスタートから出していって前で折り合うレースセンスの高さが要求される。

1番・・・べラジオオペラ

まとめ

リツイートをおねがいします

青葉賞を勝ったはスキルヴィングは問答無用で脱落。
過去38年で1頭も勝てていないのに名前をあげるわけにはいかない。そのためのデータ。

データのある1986年以降、皐月賞馬がダービーで1番人気だった場合【9-3-2-2】の好成績。おそらく1番人気に支持されるであろうソールオリエンスにとっては心強いデータ。
同馬は社台ファーム生産馬というのがマイナスポイント。

皐月賞2・3着のタスティエーラとファントムシーフは乗り替わりが減点。メタルスピードは非ノーザンなので、5着のショウナンバシットが次点になる。1着は無理でも2・3着なら・・・。今年は上位人気馬が美浦所属馬で占められており、1頭ぐらいは栗東所属馬を入れておいたほうが良さそう。

穴はデビュー戦のデータで該当していたハーツコンチェルトと皐月賞7着だったトップナイフをあげる。

推奨ソールオリエンス
減点ありショウナンバシット
ハーツコンチェルト・トップナイフ

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