東京大賞典 過去10年

歴代優勝馬

日付馬名性齢騎手斤量馬番馬場状態通過順人気
211229 オメガパフューム 牡6 M.デム 57.0 9 08-08-03-03 1
201229 オメガパフューム 牡5 M.デム 57.0 7 05-05-04 1
191229 オメガパフューム 牡4 M.デム 57 9 稍重 7-7-6-4 2
181229 オメガパフューム 牡3 M.デム 55 5 13-13-9-8 3
171229 コパノリッキー 牡7 田辺裕信 57 13 1-1-1-1 3
161229 アポロケンタッキー 牡4 内田博幸 57 11 3-3-3-3 5
151229 サウンドトゥルー セ5 大野拓弥 57 5 7-7-6-5 3
141229 ホッコータルマエ 牡5 幸英明 57 6 2-2-2-2 1
131229 ホッコータルマエ 牡4 幸英明 57 5 4-4-2-3 1
121229 ローマンレジェンド 牡4 岩田康誠 57 8 4-5-4-2 2

年末に行われる地方競馬最大の祭典。
賞金もJBCクラシックと並んで一番高額になっている。
まさに地方競馬の有馬記念的位置づけのレースで、「有馬記念の負けは東京大賞典で取り戻せ!」 が競馬ファンの合い言葉になっている。
日程がコロコロ変わる有馬記念と違い、毎年12月29日の大井競馬場・2000メートルのコースで行われる。

ちなみにJpnⅠでなく、地方競馬唯一のGⅠレース。(これを毎年聞かされる)

昨年はオメガパフュームが史上初の同一GⅠレースの4連覇を達成した。

人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 4- 3- 2- 1/ 10 40.0% 70.0% 90.0% 64 96
2番人気 2- 3- 2- 3/ 10 20.0% 50.0% 70.0% 54 85
3番人気 3- 2- 2- 3/ 10 30.0% 50.0% 70.0% 123 95
4番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 32
5番人気 1- 1- 0- 8/ 10 10.0% 20.0% 20.0% 163 57
6番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 34
7番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 31
8番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0% 0 47
9番人気 0- 1- 0- 9/ 10 0.0% 10.0% 10.0% 0 44
10人気~ 0- 0- 0- 51/ 51 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

1番人気の勝率は40%だが、連対率70%・複勝率は90%と高い。1番人気で馬券圏を外したのは19年のゴールドドリームで、先行してハイペースに巻き込まれての4着だった。

2番・3番人気も連対率50%。過去10年の連対馬20頭中17頭が1~3人気馬で占められているように上位人気の信頼度はかなり高い。

3着まで広げても30頭中27頭が上位5番人気までの馬で、穴馬の出番はほぼない。9番人気で2着に入ったのは2020年のカジノフォンテン。

上位人気(想定)・・・メイショウハリオ、ノットゥルノ、ウシュバテソーロ、ショウナンナデシコ

配当別集計

単勝 枠連枠単馬複馬単三連複三連単
21 180 410 740 490 760 2,770 6,590
20 130 1,820 2,430 2,200 2,340 4,010 12,530
19 280 4,030 5,480 4,100 5,240 7,550 38,690
18 370 310 770 340 770 250 1,400
17 470 950 1,920 970 1,950 690 4,470
16 1,630 1,140 4,490 1,050 4,110 590 10,780
15 390 340 740 430 900 2,920 8,650
14 170 290 480 300 520 4,310 10,170
13 160 250 350 240 370 160 560
12 260 900 1,540 1,040 1,530 390 2,940
平均 404 円 1,044 円 1,894 円 1,116 円 1,849 円 2,364 円 9,678 円

3連単の平均配当が1万円を切っている。購入点数を絞らないとトリガミになってしまう。

年齢別集計

年齢 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
3歳 1- 1- 0- 13/ 15 6.7% 13.3% 13.3% 24 17
4歳 4- 2- 2- 21/ 29 13.8% 20.7% 27.6% 80 53
5歳 3- 1- 1- 17/ 22 13.6% 18.2% 22.7% 31 25
6歳 1- 2- 4- 25/ 32 3.1% 9.4% 21.9% 5 34
7歳 1- 4- 0- 18/ 23 4.3% 21.7% 21.7% 20 40
8歳以上 0- 0- 3- 17/ 20 0.0% 0.0% 15.0% 0 39
牝馬 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0

3歳馬で勝ったのは18年のオメガパフューム。2着は12年のハタノヴァンクール。両馬はともにJDDで結果を出していた。

馬券の中心は4・5歳で、6歳勢が続く形。7歳以上で馬券圏内に入った馬は交流G1で優勝経験があった。

リピーターの頭数は7頭で、総リピート回数は12回になっている。
(過去に馬券圏内に入った馬が、その後3着以内になった回数。
例:オメガパフュームのリピート回数は3回になる)

リピーター・・・カジノフォンテン

調教師分類別集計

調教師分類 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
美浦 3- 2- 3- 10/ 18 16.7% 27.8% 44.4% 38 66
栗東 7- 6- 5- 26/ 44 15.9% 29.5% 40.9% 75 54
地方 0- 2- 2- 75/ 79 0.0% 2.5% 5.1% 0 20

栗東所属馬が7勝。美浦所属馬が3勝になっている。
馬券の軸は中央馬から選びたい。

中央馬・・・ノットゥルノ、メイショウハリオ、ウシュバテソーロ、ショウナンナデシコ、サンライズホープ、レッドガラン

1~3着馬の前走レースの着順と人気

1着2着3着
21JBCクラ(2人)2着チャンピC(8人)14着浦和記念(2人)4着
20JBCクラ(2人)2着勝島王冠(4人)1着浦和記念(2人)3着
19チャンピC(4人)6着勝島王冠(2人)2着勝島王冠(1人)1着
18チャンピC(4人)5着南部杯(1人)2着チャンピC(2人)11着
17チャンピC(9人)3着チャンピC(2人)11着チャンピC(3人)4着
16チャンピC(7人)5着チャンピC(1人)2着チャンピC(6人)1着
15チャンピC(5人)3着チャンピC(2人)5着チャンピC(14人)6着
14チャンピC(2人)1着チャンピC(1人)12着浦和記念(3人)1着
13ジャパンD(1人)3着ジャパンD(6人)2着ジャパンD(5人)5着
12ジャパンD(1人)4着ジャパンD(8人)8着ジャパンD(3人)2着

30頭中21頭がチャンピオンズC(=前身はジャパカップダート)を使われていた。チャンピオンズCが左回りの中京コースということもあり、そこでの着順はあまり気にしなくていい。
前走チャンピオンズC以外のレースの場合は、そこで1番人気であることが条件となる。

19・20年と、勝島王冠を使われた地方馬が好走している。

チャンピオンズC・・・サンライズホープ、ノットゥルノ、レッドガラン

騎手別集計

騎手 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
M.デム 4- 0- 0- 1/5 80.0% 80.0% 80.0% 192 96
幸英明 2- 1- 0- 0/3 66.7% 100.0% 100.0% 110 110
大野拓弥 1- 1- 1- 0/3 33.3% 66.7% 100.0% 130 126
田辺裕信 1- 1- 0- 1/3 33.3% 66.7% 66.7% 156 100
内田博幸 1- 1- 0- 1/3 33.3% 66.7% 66.7% 543 106
岩田康誠 1- 0- 0- 6/7 14.3% 14.3% 14.3% 37 14
武豊 0- 2- 0- 3/5 0.0% 40.0% 40.0% 0 40
張田昂 0- 1- 0- 1/2 0.0% 50.0% 50.0% 0 220
C.ルメ 0- 1- 0- 2/3 0.0% 33.3% 33.3% 0 33
川田将雅 0- 1- 0- 3/4 0.0% 25.0% 25.0% 0 40

M・デムーロ騎手がオメガパフュームで4勝。
戸崎騎手は地方競馬所属時代を含めて東京大賞典を勝てていない。

馬体重別集計(中央馬)

馬体重 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
440~459 4- 0- 0- 3/7 57.1% 57.1% 57.1% 137 68
460~479 1- 1- 2- 3/7 14.3% 28.6% 57.1% 55 98
480~499 1- 2- 1- 7/11 9.1% 27.3% 36.4% 23 49
500~519 2- 4- 4- 10/20 10.0% 30.0% 50.0% 16 65
520~539 1- 1- 1- 10/13 7.7% 15.4% 23.1% 36 30
540~ 1- 0- 0- 3/4 25.0% 25.0% 25.0% 407 45

馬体重に関してはあまり気にする必要はないが、440~459キロでの勝利ははいずれもオメガパフューム。
同馬を除けば500キロ以上の大型馬が活躍している。

増減別集計(中央馬)

増減 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
-19 ~ -10 1- 2- 2- 3/8 12.5% 37.5% 62.5% 32 101
-9 ~ -4 5- 4- 2- 11/22 22.7% 40.9% 50.0% 61 59
-3 ~ +3 3- 2- 4- 18/27 11.1% 18.5% 33.3% 85 51
+4 ~ +9 1- 0- 0- 4/5 20.0% 20.0% 20.0% 26 20

中央所属馬の馬体重の増減だが、輸送があるためマイナス体重はべつに気にしなくても大丈夫。大幅に増えているようだと危険信号になる。

脚質別集計(中央馬)

脚質 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
逃げ 1- 1- 0- 4/6 16.7% 33.3% 33.3% 78 50
先行 5- 5- 5- 20/35 14.3% 28.6% 42.9% 67 56
差し 3- 2- 1- 8/14 21.4% 35.7% 42.9% 60 52
追込 1- 0- 2- 4/7 14.3% 14.3% 42.9% 52 81

逃げきった馬は1~3人気の馬だった。
馬券の中心は半数を占める先行勢だが、差し・追い込みでも十分届いている。

先行・・・ショウナンナデシコ、カジノフォンテン、ノットゥルノ、アトミックフォース、ラッキードリーム、他

馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 0- 0- 0- 10/10 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
2番 0- 0- 2- 8/10 0.0% 0.0% 20.0% 0 21
3番 0- 1- 0- 8/9 0.0% 11.1% 11.1% 0 14
4番 0- 2- 1- 7/10 0.0% 20.0% 30.0% 0 58
5番 3- 0- 2- 5/10 30.0% 30.0% 50.0% 92 99
6番 1- 0- 1- 8/10 10.0% 10.0% 20.0% 17 21
7番 1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0% 13 25
8番 1- 1- 0- 8/10 10.0% 20.0% 20.0% 26 20
9番 2- 0- 1- 7/10 20.0% 20.0% 30.0% 46 40
10番 0- 1- 0- 9/10 0.0% 10.0% 10.0% 0 39
11番 1- 0- 0- 8/9 11.1% 11.1% 11.1% 181 20
12番 0- 1- 1- 7/9 0.0% 11.1% 22.2% 0 31
13番 1- 2- 1- 4/8 12.5% 37.5% 50.0% 58 105
14番 0- 1- 1- 5/7 0.0% 14.3% 28.6% 0 78
15番 0- 0- 0- 5/5 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
16番 0- 0- 0- 4/4 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
大外 0- 0- 1- 9/10 0.0% 0.0% 10.0% 0 11

大井・2000mはスタートして最初のコーナーまで直線が長いため、外枠の馬でも楽にポジションを取れる。
内枠の馬はかぶされやすく、中央馬によっては慣れない地方のダートで体力を消耗した上に砂をかぶって戦意喪失というパターンもある。
その影響もあるのか1~4の内側の馬番から勝ち馬が出ていない。
レースは違うが、20年・JDDで単勝1.1倍の圧倒的支持を受けたカフェファラオが7着に敗れたのも2番ゲートだった。

1~4番・・・ゴールドホイヤー、ノットゥルノ、ライトウォーリア、ドスハーツ

まとめ

3歳のノットゥルノは、同じコースのジャパンダートダービーの勝ち馬で、過去に3歳で連対した2頭(18@オメガパフューム・12@ハタノヴァンクール)と一見戦績が合致するようだが、そのJDDが不良馬場かつ大外枠だったのが微妙に気になる。勝ち馬の出ていない内枠に入ったのと、凍結防止剤が撒かれて当時とは真逆の馬場になるのを考えるとちょっと・・・。

ウシュバテソーロは前走が中央のOPレースというのが減点。
過去10年の1~3着馬の前走成績の項目を見てわかるように、中央のOPレースから馬券になった馬はいない。
上位人気になりそうな馬のうち、残ったメイショウハリオが推奨馬になる。
同馬は春の帝王賞で勝利しているので実績的にも年齢的にも問題ない。前走がJBCクラシックというのも悪くない。

穴は展開不向きながらチャンピオンズCで6着に入ったサンライズホープをあげる。幸騎手の成績はすべてホッコータルマエ(1・1・2)によるものだが、一応連対率100%になっている。

ショウナンナデシコは実力は認めても、実際に牝馬が勝てていないレースなのだからデータからは推しづらい。

推奨メイショウハリオ
減点ありノットゥルノ
サンライズホープ

コメント

タイトルとURLをコピーしました