小倉大賞典の過去データと傾向

冬の小倉競馬場で開催される古馬ＧⅢのハンデ戦。
小倉では同レースの他に、小倉２歳Ｓ・北九州記念・小倉記念の４つしか重賞レースが開催されない。このうち小倉２歳Ｓを除く３つはハンデ競争になっている。

４歳で勝利したのは１・２番人気に支持されていた。
以下、年齢に沿って数字は落ちていくが、馬券的には７歳馬にもっとも妙味がある。

牝馬は【０－２－１－１７】。勝ててはいないが穴として買うのはあり。

４歳・・・レッドランメルト、テイエムスパーダ

今年から斤量の基準が１キロ増量となる。
他のハンデレースと同じく重いハンデほど複勝率が高くなる傾向にあるが、軽ハンデ馬が人気薄で２～３着に入っている。

最重量・・・カテドラル

前走レース名	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
中山金杯ＨG3	3- 1- 1-21/26	11.5%	15.4%	19.2%	201	75
寿Ｓ1600	1- 0- 0- 2/ 3	33.3%	33.3%	33.3%	76	46
福島記念ＨG3	1- 0- 0- 5/ 6	16.7%	16.7%	16.7%	100	35
有馬記念G1	1- 0- 0- 1/ 2	50.0%	50.0%	50.0%	390	160
金鯱賞G2	1- 0- 0- 1/ 2	50.0%	50.0%	50.0%	270	125
壇之浦Ｈ･3勝	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%	440	190
松籟ＳＨ1600	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%	270	150
リゲルＳ	1- 0- 0- 0/ 1	100.0%	100.0%	100.0%	570	200
日経新春ＨG2	0- 2- 1- 7/10	0.0%	20.0%	30.0%	0	94
愛知杯ＨG3	0- 1- 1- 9/11	0.0%	9.1%	18.2%	0	237
チャレンＨG3	0- 1- 0- 6/ 7	0.0%	14.3%	14.3%	0	55
ニューイ	0- 1- 0- 3/ 4	0.0%	25.0%	25.0%	0	85
中日新聞ＨG3	0- 1- 0- 2/ 3	0.0%	33.3%	33.3%	0	50
エリザベG1	0- 1- 0- 1/ 2	0.0%	50.0%	50.0%	0	115
目黒記念ＨG2	0- 1- 0- 0/ 1	0.0%	100.0%	100.0%	0	500
玄海特Ｈ･2勝	0- 1- 0- 0/ 1	0.0%	100.0%	100.0%	0	1090
京都金杯ＨG3	0- 0- 2-10/12	0.0%	0.0%	16.7%	0	51

重賞レースに混じって前走で３勝クラスだった馬がチラホラいる。

中山金杯・・・レッドランメルト、フォワードアゲン

調教師分類	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単回値	複回値
美浦	1- 2- 3- 26/ 32	3.1%	9.4%	18.8%	24	106
栗東	9- 8- 7- 99/123	7.3%	13.8%	19.5%	64	83

勝ち馬の９頭は栗東所属馬だった。
美浦所属馬の複勝回収値が１００円を超えているように２・３着は十分ある。

栗東所属馬・・・ヒンドゥタイムズ、レッドベルオーブ、ダンディズム、カテドラル、アルサトワ、テイエムスパーダ

今週からＢコースを使用。逃げ切った２頭は重賞での勝利があった。
年によって前残りだったり、外差しだったりするので、当日の馬場状況をよく確認したい。

小倉・１８００（芝）は、２０００メートルのスタート地点が前に２００メートルずれただけのコース。
データからは内と外に好走馬が分散して、８～１１番の中ほどは不振になっている。

８～１１番・・・インテンスライト、サトノエルドール、フォルコメン、ダンディズム

土曜日の九州地方は雨模様。
雨量によっては外差し馬場になる可能性がある。

今年は栗東所属馬が６頭と少ない。
年齢の項目に目をつむってヒンドゥタイムズを推奨馬に。差し脚質で重いハンデと一応データをクリア。馬場が味方しそうな点を考慮した。

次点には、昨年の２着馬と同じくエリザベス女王杯から参戦のホウオウエミーズ。

穴は近年外枠の馬がたびたび馬券圏内に入ってきているデータを重視して、二桁人気になりそうなフォワードアゲンとアルサトワをあげる。

カテドラルとレッドランメルトは、雨が強いようだと内枠が仇になる可能性がある。
当日の馬場状況は必ず確認したい。

※追記　小倉大賞典を土曜日だと勘違い。日曜日なので午前中には雨が上がって晴れ予報。

小倉大賞典　過去１０年